アニメ呪術廻戦2期は過去編の「懐玉・玉折」が終わり、8月31日から現代に戻り「渋谷事変」が放送を開始します。
今回は真人が使用する術式「無為転変」の意味とその元ネタ、チート過ぎる性能の解説と、無為転変の元になった四字熟語や反転術式と無為転変を受けた七海建人と釘崎野薔薇について解説していきますね。
無為転変の意味と四字熟語
#呪術廻戦
— しろふく🦉 (@N3hbezRRqmpgotf) March 17, 2021
真人 「無為転変」 pic.twitter.com/aYj1mJYeUV
無為転変とは呪術廻戦において真人の使用する技のことですね。生得術式の一つであり、相手の魂に触れることで魂の形状を操作することで肉体を変形改造することが出来ます。
そして、改造された存在は例え呪術師であろうとも元に姿に戻ることが出来ず、いずれ死を迎えることになる恐ろしい術式です。
防ぐ方法は自身の魂の形状を把握し、魂を呪力で保護するだけであり、現状それ以外の方法が見つかっていないことからこの術式の厄介さが際立っていますね。
また、術者本人である真人が自身に使用した場合は自分の体を武器化させて戦闘に使ったりしますが、本人には一切のリスクが応じないのです。
無為転変の元ネタ
無為転変の元ネタとされている言葉があります。それは、「有為転変(ういてんぺん)」という仏教語の四字熟語ですね。
すべての存在現象は、移り変わり続けるモノであり、止まることがないという意味として使われる四字熟語です。また、この世は無常で儚いモノとも扱われています。
なお、「無為」とは自然のままであること、変化しない不変の子という意味があります。そして、「転変」とはある状態から他の状態に変化することを意味しています。
真人が使う無為転変とは、本来変化しないはずのモノを変化させる術式である可能性が漢字の意味に含まれているのかもしれないと思います。
無為転変はチート術式?
無為転変というヤバすぎる術式をヤバすぎる人物がゲットするという考えうる限り最悪の展開…
— 種田オイタ (@seedold) January 25, 2021
真人よりよっぽどあくどい使い方してきそう…#呪術廻戦 pic.twitter.com/MsKUrlJl94
無為転変は魂に触れさえすれば、肉体を形状と質量を無視して自由に改造変化できる術式です。その上、一度改造されると元の姿に戻すことが不可能です。
また、術者である真人自身は自分に無為転変を使用しても自由自在に変化できるだけで何のリスクもありませんが、欠点も存在します。
魂に干渉するために元の姿に戻って相手に触れる間は即死攻撃などが仕えなくなります。さらに、肉体変化で体を広げすぎると操作と耐久が下がってしまうのです。
真人が悪役なので悲惨なことに使われますが、使い方次第では「障害を背負った者の治療」や「呪術の素質がある人間の脳を改造して術式を仕えるようにする」などの使い方も存在します。
無為転変は反転術式で治せない?
現状反転術式を使って無為転変を治すという方法は出ていないです。反転術式そのもが難易度の高い技術であることと、魂を変質させる無為転変とでは相性が悪いと思われます。
本編中でも無為転変を受けた登場人物が複数存在し、反転術式で治療を受けている事例もあります。それはあくまでも即死攻撃として使用した場合など人体は元のままであったという理由なのかもしれないです。
肉体を完全に変質させられた「改造人間」に対しては例え使ってとしても意味はない、仮に肉体を戻せても変質させられた魂を戻せないという理由で殺すことになると思います。
反転術式は難易度の高い技術であるため、肉体の戻せても複雑な魂を戻すにはかなりの呪力を必要と考えられます。もしかしたら、術者本人の犠牲にしかねないほどの呪力が必要になると思われます。
七海と釘崎は無為転変をくらった?
七海建人
#黒閃連続発生記録保持者七海建人#呪術廻戦SP ただいま放送中! pic.twitter.com/RfqB8RLAkh
— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) February 23, 2022
七海建人は渋谷事変において真人の無為転変によって殺されてしまっています。彼は呪術師としては高い実力を持つ存在で、無為転変を防げること本来はできます。
ですが、彼は真人に接触する前に別の敵と交戦したせいで、下半身がただれるほどの重傷を負っているのです。そのせいで力が消耗したことで無為転変を防げなかったのです。
また、悪辣な真人はすぐに殺さずに主人公の「虎杖悠二」の目の前で殺しています。七海は悠二に「あとは頼みます」の一言を最後に真人に無為転変によって最後を迎えました。
釘崎野薔薇
彼女は初期のころから登場しているメインキャラであり、悠二の同級生です。彼女は渋谷事変において真人に触れられて無為転変を受けてしまいます。
触れた箇所は顔の左側でそのせいで彼女は左目が引き飛ぶという形で倒れてしまいます。ですが、明確に死んだ訳ではなく伏黒の治療が行われたため直後は生死不明です。
最初の頃は、真人に触れられた時間が短いことから、生存の可能性もありました。魂の形状を変質させる無為転変ですが、即死させるにはそれなりの時間相手に触れる必要があることから生存説が浮上します。
当時は新田新の術式によって、固定されていました。ただ、死滅回遊編ではしばらく出てきていないことから、かなり状況は悪いです。芥見先生も『死にたてほやほやの状態で固定されている』と言っていたくらいなので、本当に何か奇跡でもないと生き返らないでしょう。
まとめ
今回は真人の無為転変について解説をしてきました。アニメ2期も8月31日から後期の渋谷事変が放送されますね。
渋谷事変では多くの人物が死んでしまう話になりますが、同時に物語の転換期に突入する話でもあります。渋谷事変前に原作などで予習してみると内容を深く楽しめます。