脹相と虎杖の存在しない記憶に兄弟なぜ何話?お兄ちゃんだぞと加茂憲倫に母親【脹相/ちょうそう】

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呪術廻戦で謎と言われている中の一つが「存在しない記憶」です。作中では脹相の他に東堂の脳内に虎杖との存在しない記憶が流れています。

今回は脹相の存在しない記憶や虎杖を兄弟と認識したのかについて書いていきます。





目次

脹相の虎杖の存在しない記憶とは?渋谷事変何巻何話?

脹相が「存在しない記憶」を見たのは12巻106話です。

渋谷事変で渋谷駅構内で虎杖と交戦し、虎杖はメカ丸のアドバイスに従いトイレに逃げ込み脹相を誘い込みます。虎杖が勝てると確信した瞬間、脹相の攻撃が虎杖の肝臓を貫きます。

脹相はトドメを刺す前に「あの世で弟達に詫びろ」と虎杖に言います。すると脳内に「存在しな記憶」が溢れてきました。その記憶の中で脹相は壊相、血塗、他の兄妹と食卓を囲んでおりそこに虎杖も一緒にいて楽しそうにしています。さすがにこれは驚きですよね。

突然のことに混乱した脹相は「ありえん何故」と言いながらトイレから去って行ってしまいました。脹相は血の繋がった兄弟の死を感じ取ることができ、虎杖は脹相の弟にあたるので死を察知したことがきっかけで見せたものでした。この時点では読者的にもよくわからない展開でしたよね。



脹相と虎杖が兄弟なのはなぜ?

なぜ脹相が虎杖を兄弟と認識したのかについて解説していきます。

脹相と虎杖の親は人の体を乗っ取った羂索であることが共通しており、血の繋がりがある兄弟となります。

加茂憲倫の中身の羂索が呪霊を孕む妊婦の実験

呪霊の子を産める特異体質の女性が加茂憲倫が運営している寺に助けを求めにやってきます。この時に加茂憲倫の身体は羂索に乗っ取られていました。この女性の体質に興味を持った羂索は自身が用意した呪霊との子を九度妊娠させて九度堕胎させ呪胎九相図を作り出しました。取り出された九体の胎児は呪物として100年の間封印されることに。

脹相を含め二番の壊相から十番の焼相までは人間の母+呪霊の父に加茂憲倫の血が混ぜられており、そのため作中で脹相は「俺には三人の親がいる」と言っています。



虎杖母親の中身の羂索が宿儺の器として虎杖を作る

17巻143話で虎杖の母親の虎杖香織が登場しています。香織は虎杖の祖父である倭助の話し方からすでに死亡していたと考えられます。しかし、仁と倭助の前に現れた香織の頭には縫い目があり、208話で香織が術式「反重力機構(アンチグラビティシステム)」を持っていたことが明らかとなり、その術式目当てで羂索が乗っ取ったのだと思います。

そして、214話で宿儺は「そうか、小僧はあの時の」、「羂索め、気色の悪いことをする」と言っているシーンがあります。ここでの気色悪いこととは恐らく、香織の身体を乗っ取り虎杖を産んだことでしょう。

羂索と宿儺は1000年前から関係があること、虎杖が千年生まれてこなかった逸材と言われているや宿儺のセリフから、1000年前からすでに器となる候補を羂索は見つけていたのかもしれません。

そして何らかの方法で現代に宿儺の器として虎杖を作りだしたのだと考えられます。そのため、虎杖には脹相と同じく加茂憲倫の血なのか羂索関係だからか、その血が入っているので血縁関係となります。

なので、腸相が血の繋がりを虎杖に感じたという流れです。



脹相の虎杖へのお兄ちゃんだぞは何巻何話?

16巻134話の最後で偽夏油、裏梅と対峙していた虎杖のもとに駆けつけます。偽夏油の正体に気付いた後に「弟を殺させようとしたな。俺はお兄ちゃんだぞ」と言い、虎杖の味方になることに。

このセリフが言われたシーンはシリアスな時だったのでファンからは「セリフとシチュエーションがかみ合ってない」「よくわからない展開を見せられている」との声が多くありました。更にはこのセリフを言っていた時の脹相の表情がやばかったことや話の最後に登場したことでギャグとして話題となってしまいました。

その後の死滅回游編では天元のいる薨星宮に乙骨・伏黒・虎杖・真希・九十九と共に向かうことになります。そして、護衛を務めるために残る時に虎杖に感謝されると嬉し涙を流していました。



まとめ

存在しない記憶については虎杖の術式なのではと考えられていましたが、作者が「虎杖の術式ではない」と断言していました。脹相の場合は彼自身が持つ術式の影響だと言ってもいいでしょう。

「お兄ちゃん」との愛称で呼ばれファンの間でも屈指の人気キャラでもある脹相の活躍が楽しみですね。





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