アンデッドガール人狼編の犯人はノラ(ユッテ)!犯行理由動機にルイーゼに成りすまし!【マーダーファルス解説/連続殺人事件】

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フジテレビで放送されているアニメ『アンデッドガール・マーダーファルス』。

9話から人狼編が放送されていますが、今回は連続殺人事件犯人について、正体や犯行理由などご紹介します。



目次

人狼編の犯人はノラ

結論からお伝えすると、11話から登場した静句を助けた内田真礼さん演じるノラが連続殺人事件の犯人です。正直、人狼編はかなり複雑なので、説明が大変ですがご紹介していきます。

ヒントは金髪です。人狼村にいたノラは金髪でしたよね。そして最近人間村で攫われたルイーゼは金髪でした。そして8年前にルイーゼと似ていて人狼だとバレたのがローザの娘である金髪のユッテでした。

この3人とも全員金髪です。これが人狼編のキーの一つです。

そして実は、ローザと共に人間村で焼かれたはずの子供のユッテは逃げており、代わりに小さな動物が焼死体になっていました。ユッテは人狼村に逃げると『ノラ』と名前を変えて生活します。つまりノラ=ユッテだったんです。

ノラが人狼村にきたのは4歳の時で、ユッテと年齢も合っていました。

このノラが、その後に起こす人間村と人狼村2つの連続殺人の犯人の正体なんです。しかしアニメ11話では死亡していましたよね。それについても解説します。



ノラの犯行動機

まずは先にノラの犯行動機を説明しておきます。ノラの犯行動機はいくつかあるんです。

・巫女にはなりたくないこと
・母親を殺そうとした人狼村を恨んだこと
・人狼だとバラしたルイーゼに恨みを持っていたこと
・母親を殺し自分も焼き殺そうとした人間に恨んだこと

・最終的にどちらの村からも逃げ出すこと

これらがあります。

まず、人狼村には掟があります。レギ婆が頂点ですが、一度人狼村に入れば一生出てはいけないという掟がありました。さらには『キンズフューラー』という強い人狼の個体を生み出すために、群れの中で交配を行っていました。

人狼の少女はある年齢になると巫女と呼ばれ、強制的に村の人狼と交配をさせられます。なので、11話でも番(つがい)はおらず、一人暮らしをしていると言っていました。

13年前、ローザが脱走し連れ戻されて私刑にされたのも、自分が巫女にされ交配儀式を強制させられそうになっていたからでした。しかしローザは既に外で子供を作っていました。しかし外へ出ることを許さないレギ婆がローザを有罪にして殺そうとしました。しかしローザは命からがら人間村に逃げて人間として過ごしました。

そして、今回ノラ自身もちょうど巫女になる年齢だったので、村の人狼と交配したくないために、このタイミングで自分を死んだと見せかけて逃げようと行動しました。

他の犯行動機は基本的には母親に対するものと人狼をバラしたことに対するものですね。



ルイーゼとの入れ替わり

そしてノラが最初に行ったのが、グスタフの娘であるルイーゼを殺そうとしたことです。

ルイーゼはそもそも足が悪く、両親からも良く思われていませんでした。そしてお祭りの少し前のタイミングでルイーゼは森に捨てられます。最初はグスタフの説明では、ルイーゼはローザは自分とユッテを間違えて人狼の秘密を聞いたと言っていましたが、実は森で会ったのはユッテでした。ユッテが人狼の姿でいて、それをユッテに見られていました。そこで会話したルイーゼはヤマユリの花を嗅いだ時に耳が出てしまう事を聞きます。

この話を内緒にする代わりにルイーゼはユッテに村まで連れて行ってとお願いします。

しかしルイーゼはユッテを裏切り、自分の価値を示すために人狼を炙り出し、ローザとユッテを犠牲にしたことで周囲に自分が護り神という地位を得ました。

ただユッテことノラは生きており、その後ルイーゼを1年半前に一度拉致します。そこで殺そうとしますが、ルイーゼは結局自分の村での扱いは近寄りがたいものとして変わらず、ノラに対しても申し訳ないことをしたと感じていたので、ノラの復讐を手伝わせてと言います。

そうして元々似ていた2人。ノラがルイーゼに成りすまして人狼村と人間村を行き来して過ごすことになりました。人間村への復讐のためにルイーゼから人間村の様々な話を教えてもらいます。昼は人間村で過ごし、夜は人狼村で過ごすという二重生活を1年半前からしました。



ルイーゼの部屋からの拉致の真相

さらに、最初にルイーゼが拉致されたと騒いでいた話ですが、そもそもあれはルイーゼに成りすましていたノラでした。普通に歩けますし、人狼にもなれます。

人狼は3形態あって、2本は人間形態。3本は人狼の姿。5本は狼の姿です。地面に足がつく数と尻尾を足した数です。

ルイーゼの部屋の窓の大きさは3本の人狼の形では通ることができず、窓枠を破壊しなくてはいけないほどです。なので鴉夜はアルマの家から出た3本形態の人狼の姿を見て、窓の大きさとの比較をして気づきました。

では、どうやって逃げたのか。それは5本である狼の四足歩行で飛び出しました。

ということで、最初からルイーゼはおらず、人狼であるノラがルイーゼの部屋にいたので、一人で工作をしてルイーゼが拉致されたように見せかけたということです。そもそもルイーゼは1年半前から拉致されていましたけどね。

よく見れば、アニメでは9話でルイーゼの肖像画が出ているので、11話で登場したノラとそっくりなのがわかりますよね。



ノラの死体の近くで匂いが消えた理由

そして、アニメ11話では、ノラが散弾銃に撃たれて死んでいましたよね。人狼村で殺された子供3人も同じように殺されていました。

ノラが殺されたところを人狼達と静句が調査するも、なぜか途中で銃の硝煙の匂いが途切れていました。これは後に津軽と鴉夜が発見しますが、森の中の小岩をどかすと洞窟がありました。

その洞窟はずっと人間村まで、ローザが焼かれた建物の近くに繋がっていました。13年前、怪我をしていたローザが人間村まで高い崖があるのに登れるはずがありません。それができた理由はこの洞窟を通って逃げていたからでした。逆に焼かれた時のユッテはこの洞窟から人狼村に逃げていました。

人狼達はこの洞窟をずっと見つけることができず、いきなり匂いの痕跡が消えたと勘違いしていたわけです。

そして、ずっと人間村からルイーゼを1年半前からこの洞窟内に拉致監禁していました。そうして、巫女の時期になるので、自分の死体を偽装しなくてはいけません。ルイーゼは元々殺される覚悟ができており、ここまでノラに協力してきました。そうしてルイーゼは死を受け入れてノラは今回自分の死体の代わりに自分の匂いがついた服を着せてルイーゼの死体を森に置きました。

さらにその後、ルイーゼが埋葬された墓を掘り返して、それを人間村に運んで、今度はルイーゼの死体が人間村で発見されるようにしました。こうして自分はどちらの村からも解放され、外に逃げてもおかしくない状況を作り出しました。



絵描きのアルマ

アニメ10話では、絵描きのアルマが人狼になって逃げた後に津軽達と戦闘になった流れがありました。

あれはノラでした。アルマは普通の人間です。

なぜそんなことをしたかというと有能そうな鴉夜が村に来たことで、マズイと感じたので、誰かを生贄にするために、アルマに罪をなすりつけたわけです。そうして、ノラはアルマを殺しました。

その後、洞窟を通って人狼村に逃げたあと、静句を助けたわけですが、何故助けたかというと人間を囮にするためでした。森で自分の死を偽装する為に人狼村の警備隊であるブルートクラレを遠ざけようとしたからでした。

その理由にわざと荷車が壊れるよう細工をし、静句に目が行くようにしました。

しかし静句が助かるように銃声を鳴らしたのは直前に飲んだお茶のお礼をしたかったからということでした。



人狼村と人間村の連続殺人の真相

そしてどちらの村でも起こっていた連続殺人の真相です。

ノラは自分が巫女となって交配するのが嫌でした。とすると他の少女達も同じように嫌ではないかと考えて、人狼村の少女達にそれを聞いて、自分が村から去るまでの間、人狼村から逃げる決意ができた少女達を助けることにしました。

そしてルイーゼから容姿や年齢が似たような人物を人間村からピックアップしてもらい、ルイーゼとして過ごしていたノラは人間村で人狼村から逃げたい少女と似た少女を殺します。

そうして、人狼村の少女を死んだと見せかけます。より気付かれないように散弾銃で顔がわからないように顔を撃っていました。4ヶ月ごとに3人死んだとされていましたが、人間村と人狼村で死んだのは3人。同じく4ヶ月ごとに死んでいました。

なので、アニメ11話でも殺された人狼村の少女たちは死ぬ直前、なんだかそわそわしていたと言われていました。これは少女たちがこの村から逃げる直前になっていたので緊張してそわそわしていたということでした。

ということで、真相はノラが人狼村からいなくなるまでの間、承諾を得た少女達を巫女の儀式から救う為に死を偽装するために起こしたものでした。

ちなみにノラは毎晩、冬でも川で水浴びをしていたという話がありますが、これは人間村にいた時の匂いを消すための行為でした。さらに人狼村での犯行の日は匂いを分かりづらくするために雨の日に行われました。



人狼編の結末

ロイズがいたことで、ルイーゼを殺された人間達は人狼村に押しかけます。ちなみに津軽達が洞窟に入ったのをロイズに見られたので、道がバレます。

ノラは人狼たちと人間たちをぶつけて殺し合いをするように差し向けていました。人間たちが人狼と接触する直前に鴉夜たちが到着して、これまで説明した真相を話して、ノラが犯人だと話します。

その後ノラは逃げますが、洞窟で津軽が待っており、そこで戦闘になります。今度は津軽が勝利します。

しかし、鴉夜はノラが巫女になりたくないという理由だけその場で当てられなかったので、ノラを逃がすことにします。

その後ノラは世界に飛び出すことになりますが、そこでルパンとファントムに出くわし、財布を盗もうとします。しかし盗むことができず、ルパンには次からはやらないように注意されます。しかし去り際に津軽の名前を出すとルパンが急に興味が出てきたとノラにちょっとお茶しようと誘います。



まとめ

ということで長かったですが、人狼編の犯人や解説をしました。

かなり伏線が散りばめられた内容でしたが、正直犯人は原作を読んでも鴉夜が語るまで全然わかりませんでした。まさか3人同一人物だったとは。

めちゃめちゃ面白い話でした。ちなみに人狼編は小説3巻の話で、小説は4巻まで発売されています。コミカライズはまだ人狼編に入っていないので、続きを読みたいなら小説4巻からになります。



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