「週刊少年サンデー」で連載されている「葬送のフリーレン」は、大人気の漫画作品です。2023年9月からはアニメの放送が始まる本作の登場人物・ザインは主人公・フリーレンの仲間で、才能に恵まれていながら少し残念な僧侶です。
今回は、そんなザインの再登場の可能性などについてご紹介していきます。ザインの今後について気になる方はぜひチェックしてみてください。
ザインが仲間になるのは何巻何話?
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 16, 2022
●ザイン●
フリーレンに僧侶の才を見抜かれて一時仲間に。酒とタバコとギャンブルと年上のお姉さんが好き。 pic.twitter.com/cRdNnfEh0p
ザインはアルト森林にほど近い村に住んでいる僧侶で酒とタバコ、ギャンブルと年上のお姉さんが大好きな人物となっています。肩に届きそうなくらいの長髪と顎ヒゲ、高い身長が特徴的な優男です。
彼はある日、底なし沼に嵌っていたところを主人公のフリーレンに救われました。一見すると胡散臭く見える彼ですが、蛇に噛まれたシュタルクがかかった「数時間で脳が溶けて死ぬ」と言われる不治の毒を一瞬で治療できるほど才能に恵まれています。
これまでは神父を務めている兄に遠慮して10年ほど村から出ようとしませんでしたが、その兄がフリーレン一行に「弟を連れ出して欲しい」と頼んだことをきっかけにフリーレン一行の仲間に加わりました。これはコミックス3巻27話の出来事です。
戦士ゴリラの捜索の道が違うのでザインと別れる
ザインは、「3年で戻る」と言われて10年前に別れたきりの親友・戦士ゴリラの行方をずっと気にしていました。そのため、兄の後押しもあって親友を探す意味も兼ねてフリーレン一行に加わります。
ザインとしては、3年経っても連絡のない戦士ゴリラはもう生きていないと思い込んでいました。ですが、フリーレンからそんな風に思い悩んでいることを叱責されたことをきっかけに本気で親友を探しに行くことを決意します。
戦士ゴリラの消息は、10年前に北側諸国の中部に位置する交易都市・テューアに向かったらしいところで途絶えていました。少ない情報を頼りにしながら親友を探すことにしたザインは、一時的にフリーレン一行と別れて行動することにしたのです。
フリーレンはメトーデに僧侶枠を空けていると言う
葬送のフリーレンのメトーデさん、いいよね。ビジュアル的にも好み。Fateのライダーっぽい。でも小さい女の子が大好きなヤベー人だけどな!見た目が可愛ければ齢1000歳を超える「お姉さん」でも撫でたり抱きついたりするよ!! pic.twitter.com/k9gSdLIfNU
— 武実花鎚 (@Tenchi_inyou578) November 18, 2021
ザインはフリーレン一行に加わった早々に別行動になりましたが、今後再びフリーレン一行に合流することはあるのか気になるところです。ザインの動向は、2023年9月の時点でフリーレン一行と別れて以降は描かれていません。
ですが、フリーレン一行にとって彼が重要な人物であることには変わりないはずなので、今後再び合流する可能性は高いでしょう。 実際に、一行に加わりたいと申し出てきたメトーデに対して、フリーレンは「僧侶の枠は空けておきたい」と返答しています。
今後はザインが戦士ゴリラを無事に見つけ、さらにフリーレン一行にまた合流できる展開になるのが一番いいでしょう。
ザインの再登場はいつになりそう?
ザインがフリーレンたちと別れたのは戦士ゴリラが向かったであろう交易都市・テューア(北東側)が、一行が向かっている魔法都市・オイサースト(北西側)とは逆方向だったからです。ザインとしてはせっかく仲良くなったフリーレンたちと別れることに後ろ髪引かれる思いがありつつ、ひとりでテューアに行くことにしました。
現時点で彼のその後に関しては何も描かれていませんが、このまま終わりではなくまたザインが登場する可能性は高いでしょう。その理由は2つあり、ひとつ目は先述のフリーレンがメトーデの申し出を断った点です。
ふたつ目はそれぞれの目的地の位置関係にあります。フリーレン一行の最終的な目的地で大陸の最北部にある「魂の眠る地(オレオール)」は方角的にみると北東側で、ザインが向かう交易都市・テューアとも近いです。
通り道が違うだけで、今後彼らの旅路が再び交わる可能性が高いだろうと考えられます。それがいつになるかは分かりませんが、フリーレン一行がのんびりし過ぎなければそろそろ再会してもいい頃合いです。そのため、そう遠くないうちにザインが再登場するかもしれません。
まとめ
今回は、「葬送のフリーレン」の登場人物で僧侶のザインについてご紹介しました。今は一時的にフリーレンたちと別行動しているザインですが、今後彼が再登場し仲間たちと合流する可能性は高いです。
彼の今後が気になる方は、原作からの続報を待ちましょう。