豚のレバーは加熱しろ8巻で完結ネタバレの最終回結末!主人公豚は人間に戻るのいつ?【豚レバアニメ/8回目】

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今回は、「豚のレバーは加熱しろ」を紹介していきたいと思います。

タイトルだけだと一体どんな内容なのか全然想像がつかないですね。あらすじを紹介すると豚のレバーを食べた主人公が食中毒で意識を失い次に目が覚めると豚になっていました。豚小屋で出会った心が読める女の子ジェスと一緒に冒険の旅に出ます。

なかなかクセの強そうな作品ですね。色々と気になるところはあると思いますが今回の記事では完結しているのか、結末はどうなるのか、主人公は人間に戻れるのか、などを解説していきます。





目次

『豚のレバーは加熱しろ』は完結してる?

「豚のレバーは加熱しろ」は作者逆井卓馬によるライトノベル原作の作品です。電撃文庫より刊行されており第26回電撃小説大賞《金賞》を受賞している作品です。実績はかなり凄い作品ですね。

そんな本作品ですが物語は完結しているのでしょうか?結論、8巻で一区切りとして完結のようです。ただもう1冊蛇足として出版する話が8巻の巻末に書かれていましたので、9巻が出るかもしれません。

これからアニメも始まってさらに数字を伸ばしていくのではないでしょうか。

漫画もあり巻数は5巻まで刊行されています。これから伸びていくであろう次世代のライトノベル作品として注目ですね。



アニメ1期の後の流れ

アニメ1期が終了したので、その後の流れを簡単にご紹介します。

主人公はネット小説に投稿したことで3人のオタクと出会います。その結果、再度メステリアに戻ることができました。

しかし、その時にはジェスは王都にいて、会うことができません。そんな中、セレスを中心に行動するようになります。ジェスと会うために旅に出ますが、ノット達解放軍と王都の軍が敵対することになってしまい、戦争のようなものが起きます。

さらには、ジェスは主人公の記憶を封印されており、自分から何かが抜け落ちていることには気が付きますが、それが何かわかりませんでした。そのまま王子と結婚するような流れになるかと思いきや、そうはなりませんでした。ジェスは魔法の使い方だけ覚えていきます。

同時に他のオタクたちも転生して豚に戻っていきます。場所はバラバラでしたが、合流して一緒に行動したりしていきます。



『豚のレバーは加熱しろ』の最終回結末ネタバレ

「豚のレバーは加熱しろ」の結末は一体どうなるのでしょうか?

かなり簡潔に説明しますが、まず、なぜこの世界が魔法を使えるかというと、初代の魔法使いの女王であるヴァティスから始まります。彼女はそれまでは普通の人だったのですが、戦の最中助けを求めてジェスと同じように別世界から人を呼びました。それがアルトランタという世界のルタという人物でした。

そしてルタがいたアルトランタ世界から128個の契約の楔が持ち込まれ、それによって魔法が使えるようになりました。そもそもメステリアには魔法はなく、魔法はルタのいた世界のものでした。

そして128個全ての契約の楔を使ってしまうと、元々あるはずのない世界にあるものの影響で超越臨界(スペルクリッカ)という現象が起きて、世界が過熱されて崩壊してしまうというものでした。それを解決するには、ヴァティスはルタを愛していましたが、ルタを元の世界に還すしかありませんでした。

その後、ルタは味方に裏切られ死んでしまいますが、ヴァティスが怒り狂って世界を支配するほど力をつけて、魔法使いの力を制限するための今のメステリアのイェスマなどのルールを作ります。その後霊術でルタの霊魂を呼び戻すもそれが原因でスペルクリッカが起きてしまうので、最終的にはスペルクリッカから救う為にルタの霊魂を元の世界へ還し、メステリアとアルトランタの世界の繋がりを断ち切りました。





その後、3つの残った契約の楔は最終回に行くに連れ、戦いの中で主人公とジェスが使い切ってしまいます。さらに以下のような事象が起きてしまうことが判明します。

  • 主人公たちの元いた世界の体に魂が入っていないのでこのままだと死んでしまうこと
  • 契約の楔が地球の世界に送り込まれて、魔法が使えるようになり大混乱になること
  • スペルクリッカが発動して、メステリアが熱され崩壊してしまうこと

などがありました。

ちなみに異世界転生したのは4人だったので、1度地球に戻った時に主人公が書いた小説によって、ノンフィクション仲間として交流が始まっています。それが主人公、ひろぽん、ケント、サノンの4人です。ひろぽんだけは女性です。

そして、主人公が豚としてメステリアで1度死ぬことがありましたが、霊術という禁忌の魔法を使って主人公の魂を呼び戻し生き返らせます。しかしそれによってジェスの寿命は短くなってしまいます。

それから、世界を救うためには以下が必要でした。

・1巻で死んだイェスマのブレースの魂が、地球の転生仲間のひろぽんの妹の中に入ったものをメステリアに戻すこと
・主人公とケントがメステリアから地球へ戻ること

これが必要でした。

結果、最終的にどちらも達成します。しかし主人公とジェスとは互いに愛し合っていたものの、地球に戻ることになったので、別れることになります。

これで、地球へ契約の楔が送り込まれず、どちらの世界も熱されず崩壊しないはずでした。

しかし、ある時、日本で入院していたはずのひろぽんの妹の体が突如消えたと言います。さらにはもう一人サノンの連絡の反応がなくなった話でした。

主人公はおかしいと思いました。

その後深夜に玄関のインターホンが鳴ります。主人公はなぜか身体に違和感があり、充電器の刺さったコンセントがなぜか顔のすぐ横を通過しました。

ドアは施錠していたはずなのに、ゆっくりと開きました。そこに立っていたのはジェスでした。懐かしいアングルで主人公はジェスを見上げます。

これで、8巻の締めくくりとなり、作者的には一区切りであり、最後にもう1巻だけあるということが巻末に書かれていました。



主人公の豚は人間に戻れる?戻るのいつ?

主人公は豚に転生してしまいましたが人間に戻れることは出来るのでしょうか?

結論、主人公は人間に戻ることが出来ます。しかも結構簡単にできます。主人公が人間に戻る方法は死ぬことです。死ぬことで豚から魂が抜けて元の世界に戻り人間に戻ることが出来るのです。

主人公が人間に戻るのは小説では1巻漫画では4巻で描かれています。ジェスを王都に無事に送り届けることが出来た主人公は自分の役目を終えたので元の世界に戻りました。ジェスと別れる時は一緒に過ごしてきたこともあり思いとどまるシーンもありましたがお互いのことを慮って別れることを選択しました。

主人公がジェスに会い王都に送り届けて別れるまでの話は物語としてとても綺麗にまとめられており感動するシーンになっています。

そしてその後は、再度異世界に戻る流れとなり、今度はジェスを探しての旅が始まります。

その中で、王政側(魔法使い)と反乱軍側(人間)での戦争のようなものが起こって、最終的には先程説明した、世界を熱から救うには、転生してきた体を元に戻すことになるので、結局主人公達は人間世界にまた戻ります。

結局メステリアでは、主人公はずっと豚のままです。なので、地球にいる時だけは人間として過ごせていました。正確には人間になれたとは言えませんね。

8巻の最後では、ジェスがメステリアにいた時の姿のままで日本の主人公の家を訪れる描写になっていましたが、ここで初めて主人公の人間の姿を見ることになったと思いきやそうではありませんでした。

地球なはずなのに、主人公は豚の姿になっていました。結局この段階でジェスは主人公の人間の姿を見ることはできていません。8巻の続きでそれが描かれるのかどうか。



ジェスと主人公の豚は結ばれる?

本作品の主人公である豚はヒロインのジェスと果たして結ばれるのでしょうか?

結論、2人はまだ結ばれてはいません。主人公とジェスは一緒に旅をするにつれて仲が良くなり関係性も良好で王都に送り届け別れる時もお互い相思相愛であることが分かりました。では、なぜ2人はまだ結ばれていないのでしょうか?

実はジェスは「イェスマ」という種族で王都に着くと正式な魔法使いとなり婚約者ができるのです。主人公はジェスのことは好きですがジェスのことを思い婚約者と結ばれるように諭します。しかし、ジェスは主人公の事が好きなため言うことを聞き入れません。

さらには、主人公豚のことを忘れるように王から主人公に関しての記憶を消されます。何かおかしいことを感じながら過ごすジェスですが、それが後の話になります。結局記憶は取り戻して、2人は再会します。

そして、最終回になる時には、既に互いに好き同士であり、愛し合っていました。ただ人間と豚なので、それ以上の事はできません。最後元の世界に戻る時は、ジェスがキスをしたことによって、人間の主人公の体にはジェスの消えないキスマークが残っていたという流れにはなっていました。



まとめ

今回は、「豚のレバーは加熱しろ」を紹介していきました。

完結しているのか、結末はどうなるのか、主人公は人間に戻れるのか、など色々と分かったと思います。豚と少女のラブコメディということでなかなか見ないジャンルの物語ではないでしょうか。だからこそ、他の作品にはない面白さがあるのだと思います。

アニメも放送中なので気になる方は小説、漫画、アニメと見てみてください。



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