ひきこまり吸血姫の悶々に登場するヒロインの一人であるサクナ・メモワール
清楚系な美少女で、好きなものにコマリの名をだすほどのある意味危険人物である彼女ですが、サクナとはいったいどんな人物なのでしょうか。
今回は、そんなサクナの正体、過去、そして彼女は敵なのかどうか、などについて調べてみました。
サクナ・メモワールの正体・過去
サクナ「2巻が私がヒロインなのに、なんでヴィルヘイズさんがメインヒロイン面してるんですか?それは私のポジションです」
— ちきちきチャンネル (@TKTKch_SUB) November 4, 2023
ヴィル「メモワール殿は11巻でコマリ様持って行ってるからいいじゃないですか」 pic.twitter.com/SnrINOvrV5
サクナ・メモワールの正体は、主人公と同じ七紅天大将軍の一人です。
性格は穏やかで、清楚という印象が似合う反面、攻撃魔法も回復魔法も使える戦闘に適した人物でもあります。また、サクナは魔法の練習中に、たまたま居合わせた七紅天大将軍の一人を殺してしまったというギャップのある逸話もありました。
そんなサクナの戦闘スタイルは基本的に杖での戦闘ですが、蒼玉種の血が流れている為、殴ったぐらいの痛みは感じず、素手で腹部を貫けるほどの力も持っているそうです。
穏やかなのに、戦闘に適しているサクナには、好きなものにコマリの名をあげるほどのコマリ好きという一面を持っています。コマリのメイド・ヴィルヘイズもかなりのコマリ好きですが、サクナも危険人物認定されるほどのコマリへのストーカー気質があるみたいです。
見た目とはかけ離れた一面を持つサクナですが、ギャップにはまってしまいそうになるキャラクターですね。
列核解放「アステリズムの廻転」と精神魔法「マインドリフレイン」
サクナは、氷結魔法と回復魔法が使えるうえ、列核解放と精神魔法も使えます。
- 列核解放「アステリズムの廻転」
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サクナの持つ能力であり、殺害した相手の記憶を覗き見ることが出来る上に、操ることも可能です。
かなり有能な能力であり、アバークロンビ―隊との戦いでは列核解放「アステリズムの廻転」の操りによって、アバークロンビ―隊内で殺し合いが起きました。 - 精神魔法「マインドリフレイン」
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相手に自身の記憶を追体験させる魔法です。
サクナは何も知らずに殺しあうのは不幸だからと、コマリに自身の事情を知って欲しく、精神魔法「マインドリフレイン」を発動させました。
サクナ・メモワールのネタバレ
TVアニメ『#ひきこまり 吸血姫の悶々』
— 「ひきこまり吸血姫の悶々」公式 (@komarin_PR) November 18, 2023
♯7「スカーレット・ステージ」
TOKYO MX、ABEMAにてご視聴ありがとうございました💝
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サクナがミリセントに相談して出した答えとは?!#ひきこまりinfo pic.twitter.com/GQI1kaeNyU
サクナは七紅天の一人であり、彼女の能力は使い方によってはかなり有能です。しかし、サクナは戦闘面でかなり優秀な反面、コマリのストーカーをしている事から危険人物認定もされかけています。
そんなサクナですが、彼女の過去や事情はかなり複雑なようです。
ー家族を殺されオディロンの指示で逆さ月のテロリストに
コマリとミリセントとの事件の後、ムルナイト宮殿でテロリストによる要人暗殺が行われていた。
そのテロリストを捕まえるために、皇帝からサクナとの行動を共にと命じられたコマリでしたが、まさかのそのテロリストというのがサクナでした。
サクナは幼い頃に、オディロンによって家族を奪われています。そして奪われた家族を取り戻すために、条件として逆さ月の一員となりました。
そして、オディロンに復讐心を燃やすも、逆さ月のスパイとしてテロリストを担っていたのです。
ーコマリの列核解放でサクナの腹部の契約の紋章を破棄
オディロンによって開催された七紅天闘争では、最下位には退任なるとのことでした。
闘争中、ほとんどの戦闘員たちはコマリの「孤紅の恤」によって殺されます。更に、逆さ月としての本性を現したオディロンに対抗するために、蒼玉種であるサクナの血を飲み、白銀の魔力を放ちました。
その際、身体は頑丈になり、神具も握力で壊してしまうほど、身体能力が向上します。更には、大規模な氷結魔法や回復魔法が使えるようになり、逆さ月のアジトを壊滅した際、半径1キロ圏内を氷漬けにしてしまいました。
そして、オディロンが倒されたことによって、サクナの契約は無になりました。
ーコマリがオディロンと逆さ月のアジト壊滅
七紅天闘争中、第四部隊に襲撃されていたコマリでした。しかし、メイド・ヴィルヘイズの血を飲んだことで「孤紅の恤」を発動し、参加者の大半を虐殺しました。
その後、列核解放の効果が切れたコマリを倒そうとかろうじて生き残っていたフレーテが攻撃を仕掛けます。その時、同じく生き残っていたサクナの手によってフレーテは倒され、闘争から離脱しました。
そして、サクナはコマリを殺す前に自身がテロリストだという事、自身尾過去を明かしましたが、コマリの説得によって思いとどまります。そこに、逆さ月ではサクナの上司に当たる逆さ月の構成員であり、七紅天大将軍の一人のオディロンが現れ、コマリとサクナをまとめて殺そうとしました。
しかし、サクナは闘争前にミリセントと話をしたことによって、コマリに血を飲ませることを思い出します。サクナはミリセントの言った通り、コマリに自身の血を飲ましたことで、コマリは「孤紅の恤」をもう一度発動させました。
そして、列核解放を発動中のコマリはゲラ=アルカ支部のアジトまで逃げたオディロンを追い、アジトもろとも撃破します。
ーコマリとサクナは友達になる
サクナの逆さ月での上司にあたる人物・オディロンがコマリによってアジトもろとも撃破されたことで、オディロンは結果的に七紅天闘争では失格扱いとなり、コマリが優勝します。
七紅天闘争後、オディロンが逆さ月の構成員と公になったと同時に、サクナも逆さ月のスパイだったことが公になりました。その際、テロリストとしての要人暗殺の罪に問われましたが、情状酌量によって罰は軽く済み、七紅天としても健在のままひと段落します。
七紅天闘争前から、お互いを友達と認定していたコマリとサクナですが、七紅天闘争後もコマリとヴィルヘイズと共にリゾートで時を過ごすほどのサクナとの仲の良さは健在なようです。
まとめ
穏やかなのに、戦闘面も強いサクナ・メモワールですが、コマリに対する愛の大きさもまた違ったギャップで、面白いキャラクターですね。
サクナの正体や過去は複雑な部分がありましたが、ひと段落付いたおかげでコマリとの仲も遠慮の無さが見えていい方向に進んでいる気がします。
コマリたちとのほのぼのした日常話も良いですが、サクナの戦いもまた見たいものですね。