2023年秋アニメとして放送されている『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』。
今回は、ベルの正体が時計塔の鐘の天使だったこと、町の守り神で鐘が鳴るとシャドウ出現することなどについて見ていきましょう。
ベルはシャドウをけしかける存在
これがベルの動機か? #otonapre #オトナプリキュア pic.twitter.com/fKXht0atyh
— カピバラ×アルパカ=アルバラ4🦙🦙🦙🦙 (@takohachibar4) December 2, 2023
ベルは、大人プリキュアで登場した黒の天使です。人間や妖精を見下したような発言をする大人プリキュアでの敵キャラクターです。
そんなベルは、シャドウをけしかける存在でした。シャドウとは人間を襲う影のことです。大人プリキュアでは1話から存在を仄めかしていました。
このシャドウに取り憑かれると、人間は辛い現実から目を背けたくなってしまい、目覚めない眠りについてしまうのです。
目で見ることはできますが、スマホ越しでは姿を確認できなかったり、ネットの悪意のコメントから増殖するという特徴があります。
ベルの正体は時計塔の鐘の天使?
ベルの正体は、時計塔の鐘の天使です。敵キャラであるベルの目的も正体もわかっていませんでしたが、8話で判明しました。
初代である『ふたりはプリキュア』にも登場している、雪城さなえがシャドウについて調べるこまちに時計台の歴史を話してくれたのです。
この町は第二次世界大戦の空襲の影響で、一面焼け野原になってしまいました。しかし、時計塔だけは残ったそうです。
みんなの希望となった、その時計塔の鐘には「ベル」という名前の天使の絵が描いてあるそうです。これは偶然ではないでしょう。
ベルは町の守り神だった?
🦋キボウノチカラ ~ #オトナプリキュア'23~
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) November 24, 2023
第8話「ワタシノマチ」
🕰️Eテレ 25(土)午後6:25
シャドウがこの街とその周辺にしか現れていないことを突き止めたこまち。
かつてこの街であったこと
そして時計塔にまつわる話を聞いた彼女は―#otonapre #precure
見逃し配信https://t.co/nso5seLIgO pic.twitter.com/O5yZ0rghk7
戦後、復興に向けて頑張ろうとする町の人間にとって、時計塔の鐘の音色は「変わらないもの」として、力になっていました。
ベルは、ずっと町に寄り添って見守っている町の守り神だったといえるでしょう。それがどうしてプリキュアの敵になっているのでしょうか。
しかし、5話でベルはプリキュアの敵というわけではなく、「自分の目的を邪魔する存在は許さない」というスタンスでした。
また、時間を巻き戻して破滅する未来にならないように行動しているようでした。町を攻撃したいのわけではなく、町を守るための行動なのでしょう。
時計塔の鐘が鳴るとシャドウ出現
これまで大人プリキュアで、シャドウは毎話登場しています。8話では、時計塔の鐘が鳴ると同時にシャドウも出現していました。
かつて時計塔の鐘は、町の人たちにとって「希望そのもの」でしたが今では絶望の始まりの合図のようになってしまっています。
シャドウは日本全国で確認できるわけではなく、この町とその周辺にしか現れていません。町の中心の時計塔に重要な役割があるのは間違いないでしょう。
おそらくベルは、町が森林伐採などで少しずつ破壊されている状況を食い止めるために時計塔の鐘を鳴らし、シャドウを出現させているのでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』の敵キャラ、ベルについて見ていきました。
プリキュアで「戦争」が扱われることに驚いた人も多いのではないでしょうか。さすが大人プリキュアですね。