118話で誓いのキスのヒンメルとフリーレン!指で止められキスしない【葬送のフリーレン】

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117話で奇跡のグラオザームの『楽園へと導く魔法(アンシーシエラ)』をかけられたヒンメルとフリーレン。

118話ではその後の話『フィアラトール』が描かれました。

今回は118話では、幻影の中で結婚式で誓いのキスをしようとするヒンメルとフリーレンについてご紹介します。

目次

誓いのキス

前回までにグラオザームの幻影を見せられたヒンメルとフリーレンですが、これは決して叶わないと思っている夢も現実にするという魔法でした。

つまり、ヒンメルは結婚したいほど好きだったというわけです。ただ、この幻影はフリーレン側もかかっているわけです。なので、フリーレンもヒンメルと結婚したかったのではないかとも受け取れます。二人が一緒の幻影にかかっているのはおかしいですからね。

それが進む中、神父が誓いのキスを進めます。フリーレンはキスをしようと口を近づけますが、ヒンメルは人差し指でそれを止めます。

正気のフリーレン

そこでヒンメルは『フリーレン。打開策があるんだろ。僕は何をすればいい?』と正気に戻り、フリーレンも『やっぱり、精神防御が破られた形跡があったから。きっと私達は強力な精神魔法を扱う何者かとの戦闘中だったんだろうね。でも私にはこの世界が現実のものにしかみえていない。五感も記憶も魔力探知さえもここがまごうことなき現実だと告げている』と言います。

つまり、フリーレンも最初から正気だったと思っていたということですね。でもその場の流れに任せてキスをしようとした。

80年前のフリーレンはそうではなかったはずです。しかし80年後の今のフリーレンはヒンメルとキスをしてもいいと思っていたと受け取れないでしょうか?

幻影を斬る

その後、フリーレンは、『この魔法は私にはどうすることもできない。大丈夫。私には出来なくてもヒンメルにはできる。現に勇者ヒンメルは、幻影ごときには負けなかった』

『体は動かせる?じゃあもう剣の感触もわかるよね』と言い、ヒンメルに剣を持たせます。

まだフリーレンもヒンメルも幻影の中でした。

しかし、ヒンメルは幻影の中にいるのに、現実にいるグラオザームに目を瞑ったまま斬りかかります。

ヒンメルは衣擦れの音、息遣い、空気を裂く風の動きを感じて動きます。フリーレンは『やっぱり私には何も聞こえないや。普段から魔力探知に頼り切っている弊害だね。そしてそれは魔法使いも魔族も同じこと。グラオザーム。お前は甘く見すぎたんだ、持たざるものの研ぎ澄まされた感覚を』と言います。

結果、女神の加護で最初から幻影にかかっていなかったハイターの抵抗で隙ができたヒンメルは、グラオザームの右腕を斬り落としました。そうしてフリーレンも幻影から目覚めます。

フィアラトール

その後、フリーレンを一人で女神の石碑へ向かわせて、フィアラトールと唱えます。

無事にフリーレンは未来に戻ります。

ただ、グラオザームとソリテールが会話します。ソリテールが収穫はあったんでしょ?と聞くとグラオザームは知りたいですか?と言います。

これは恐らくグラオザームはヒンメルのフリーレンへの想いを知ったのではないでしょうか?魔族にそんな感覚を理解できないとは思いますけど、これが、さらに未来に何か関係してくる伏線かもしれません。

まとめ

ということで今回は118話について紹介しました。

今のフリーレンもヒンメルの事を好きだと理解してるということかもしれません。

でも、ヒンメルは誓いのキスは受け入れなかったんですよね。幻影の中で叶えるものではなかったと思ったんでしょうか。

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