デンケンは葬送のフリーレンに登場する年配の魔法使いです。
一級魔法使いクラスの実力を持っているにもかかわらず、一級魔法使い選抜試験を受けておらず、登場当初は二級魔法使いでした。
宮廷魔法使いとして数々の戦いをこなしてきており、その実力と知略を武器に一級試験の一次試験でフリーレンに勝負を挑みますが返り討ちに合います。
作中の中でもかなりの実力者で肩書からも注目されやすいと思われるデンケンですが彼はどのような人物なのでしょうか?
本記事ではデンケンの嫁妻、死亡するのか?アニメの声優は?ドイツ語意味と年齢、「殴り合いじゃぁぁぁぁッ」は何話で発せられるのかについて解説していきます。
デンケンの嫁妻は?
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) February 7, 2023
●レクテューレ●
グリュックの娘で、デンケンの妻。病弱で、若くして亡くなる。#人気投票第36位 pic.twitter.com/oKgy94FrK8
デンケンは宮廷魔法使いであり、かなり年齢を重ねていますが、過去に婚約者はいたのでしょうか?
デンケンには若くして婚約した女性がいました。幼馴染だった城塞都市ヴァイゼの領主の娘「レクテューレ」という女性です。
レクテューレは生まれつき体が弱い女性で、治療するには金と権力が必要でした。
デンケンは妻を救うために故郷を離れ、軍に所属し出世していきますが、叙勲式の日にレクテューレの訃報を聞かされることになります。
妻を救うために奮闘していたはずが、妻の死に目にさえも立ち会えなかったのです。
デンケン本人はこの婚約を政略結婚と言っていましたが、一級試験を受けた目的が北部高原にある故郷にある妻の墓参りのためであり、酔っぱらうと惚気るところを見るとレクテューレのことを相当愛していたのでしょう。
デンケンは死亡する?
デンケンは一度は死にかけますが生き残ります。デンケンは黄金化した故郷、ヴァイゼを元に戻すために黄金郷のマハトと対決します。
マハトは魔王直属の幹部「七崩賢」の中で最強の大魔族でありながら、ヴァイゼの領主グリュックに仕え、デンケンに魔法を教えた師匠でもあります。
デンケンはマハトを倒すために鍛錬を積み重ねていました。一級試験の合格の報酬としてゼーリエからもらった呪いを跳ね返す魔法とフリーレンの協力により、マハトの黄金化の魔法を無力化します。
長年の鍛錬の成果の魔法を駆使してマハト死闘を繰り広げます。デンケンの成長はマハトも驚くほどでした。
しかし、デンケンはマハトの槍に貫かれ倒れてしまい、傷を負ったマハトはその場から逃げ出します。
それでも最後まであがくのがデンケンです。最後は立ち上がってマハトに追いつき、とどめを刺して勝利をもぎ取りました。
デンケンの声優は斉藤次郎で年齢は?
#フリーレン 新キャラ声優解禁🪄
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 22, 2023
カンネ:#和氣あず未 ラヴィーネ:#鈴代紗弓
ヴィアベル:#谷山紀章 ユーベル:#長谷川育美
デンケン:#斉藤次郎 ラント:#小松昌平
リヒター:#花輪英司 ラオフェン:#石上静香
エーレ:#伊藤かな恵 ゼンゼ:#照井春佳
ゲナウ:#新垣樽助
登場をお楽しみに!#frieren pic.twitter.com/LeOtofwZFA
葬送のフリーレンのアニメも一級試験に差し掛かろうとしており、登場人物たちの声優も追加で発表されています。
デンケンの声優は、はめつのおうこくのゲーテ役、映画 五等分の花嫁の無堂仁之介役などを務めた斉藤次郎さんです。
デンケンは初登場時点で78歳という設定なので、年配の男性の声を当てることが多い斉藤次郎さんの声はぴったりですね。
ちなみにデンケンは一級試験の時は78歳ですが、黄金卿のマハトと戦う際には80歳になっています。
80歳近い年齢で殴り合いをできるようなタフなおじいちゃんは中々いませんよね。(笑)
デンケンのドイツ語の意味
葬送のフリーレンは、登場人物の性格や育ってきた背景に合わせた意味のドイツ語の単語から名づけられることが多いです。
デンケンもその例にもれずドイツ語から名づけられています。デンケンはドイツ語で「denken(考える)」という意味です。
宮廷魔法使いまで上り詰め多彩な魔法を使いこなす実力、ほとんどの魔法使いが気づかないような微細な魔力やフリーレンの一瞬の癖を見抜く洞察力、数々の戦況を潜り抜けてきたことから得た豊富な知識と、しっかりとした作戦を立てる頭脳、周囲の人と話し合い協力する協調性などからこの名前が付けられたのかと思われます。
見た目も眼鏡をかけた老人で賢者のようなのでぴったりな名前と言えます。
デンケンの『殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!』とは?何話?
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 2, 2022
●デンケン●
一級魔法使い。実力のある宮廷魔法使いでもある。幼少期、七崩賢・黄金郷のマハトに魔法を教わった。 pic.twitter.com/JNnd2Qjvi7
宮廷魔法使いであり、年配の魔法使いであるデンケンは、知識と経験を生かして作戦を立てたりするような冷静沈着な人物で、一級試験のパーティのメンバーやフリーレンたちにも話しかけるような協調性があり、穏やかであまり大声をあげたり熱くなるようなことはありません。
しかし、そんなイメージとはかけ離れた行動とセリフによって多くのファンに衝撃を与えたシーンがあります。
原作の45話で、一級試験の一次試験でフリーレンたちに敗北し、パーティ全員魔力も尽きてしまい、時間もほとんど残されていないような絶望的な状況でした。
しかしデンケンは、こういう時、宮廷魔法使いなら最後まで醜く足掻くと語り、あきらめずにパーティを引っ張っていきます。
そして仲間を失いながらも隕鉄鳥を大事そうに抱えているパーティを発見します。
魔力がお互いに残っていない状況でしたが、男なら腹をくくれと声を掛けながら服を脱ぎ、『殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!』と叫びながら肉弾戦を仕掛けます。
このシーンは突然の出来事と意外過ぎる展開に衝撃を受けたファンも多いかと思います。
まとめ
今回は葬送のフリーレンの登場人物であるデンケンについて解説しました。
作中の中でもかなりの実力者であり、豊富な知識を持ち、妻を愛し続け、面倒見の良さが溢れる理想のおじいちゃんのような魔法使いですが、時には醜く足掻き、熱く戦うこともある男気のある魅力的な人物ですね。
アニメでの活躍も楽しみにしたいところです。