キングダム5期黒羊丘の戦いのネタバレ最終回結末!史実に何話何巻でオギコの伝令活躍【こくようきゅうの戦い】

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今回は、漫画「キングダム」の黒羊丘の戦いをネタバレしていきます。

2024年1月6日からキングダムアニメ5期がスタートします。その内容が黒羊丘の戦いがメインになるので内容を先に知っておきたい、ネタバレが見たいという方は是非今回の記事をチェックしてください!





目次

黒羊丘の戦いは原作漫画の何話何巻?

黒羊丘の戦いは原作漫画41巻~45巻で描かれています。

呂不韋と嬴政の政略戦争が終結し本格的に中華統一に秦は乗り出していきました。嬴政の六大将軍の復活の話を聞いた信は武功を上げ六将の一席を掴むため戦場へと駆り出していきました。

そんな信の次の戦場は趙の黒洋丘というところでした。黒洋丘の攻略は桓騎軍と一緒にやることが決まりましたが、略奪や虐殺を平気で行う桓騎軍に対して信達は不信感を抱いていました。

対する趙軍は合従軍の時、趙軍の大将を務めた慶舎が出陣しました。加えて離眼城の英雄、紀彗軍と合流し黒洋丘へ進軍しました。

黒洋丘の戦いは次期六将と三大天候補と言われている桓騎と慶舎の戦いとなりました。



オギコの伝令や活躍

桓騎軍のメンバーは曲者ぞろいです。血気盛んで怒ると手が付けられない男「雷土」腹黒い軍師「摩論」拷問好きな「砂鬼一家」など普通ではない者ばかりです。

その中でも異彩を放っている人物がいます。「オギコ」という武将です。見た目は常に上半身裸で鼻ピアスをしています。いつも落ち着きがなく変なボケも挟んできたりします。正直、初見の人はアホの子にしか見えないです。実際、頭に関してはそこまでよくはないでしょう(笑)

そんなオギコですがよく桓騎軍の伝令として登場します。伝令は桓騎の戦略を側近達に伝える重要な役目があります。敵に捕まってしまえば拷問されて作戦が漏れる可能性もあります。その中で桓騎がオギコを伝令役に指名しているということはそれだけオギコの事を信頼していることがわかりますね。

オギコは幹部達のように表立って活躍する武将ではなく裏で支える活躍をする武将なのです。



『キングダム5期』黒羊丘の戦いのネタバレ最終回結末

ここからは黒洋丘の戦いのネタバレをしていきます。内容は原作41巻から46巻までをネタバレしていきます。

41巻

遂に呂不韋と嬴政の戦いに決着がつき本格的に中華統一へと秦国は乗り出していきました。

次の六将の座を目指すため信の次の戦場は趙国の黒洋丘になりました。桓騎軍の援軍として加わり慶舎が率いる趙軍との戦いが始まりました。黒洋丘での戦いにおいて重要となるのが丘の取り合いでした。5つの丘を全て占拠することが今回の戦いの勝利条件となりました。

趙軍よりも早く丘を占拠するべく出陣した飛信隊でしたが行軍中思わぬ奇襲を受けることになります。奇襲した軍の正体は紀彗軍の副将、劉冬と馬呈でした。この奇襲により5つの丘の中でも重要な中央の丘の手前側に前線を作られてしまい序盤から苦戦を強いられる状況になりました。

その遅れを取り戻すべく桓騎は軍の中で一番の武力を誇るゼノウを使い突破を狙いました。しかし、そちらも嵌められ慶舎の凶刃が桓騎軍に襲い掛かります。



42巻

慶舎の奇襲を受けた桓騎軍ですが全力の撤退により難を逃れました。

一方、嵌められた飛信隊は前線を突破して中央の丘の横まで進軍しなければいけなくなりました。対する相手は川辺に陣をしき防衛の構えをしていました。川辺の陣は通常の陣の十倍の強さということで守りは盤石でした。

どうにかして突破をしなくてはならないため必死に策を練る河了貂ですが打開策が全く見えてきません。しかし、諦めずに策を練り続け1つの策を編み出しました。それは軍を3手に分けて2つの軍で囮をし残りの1軍で川を渡り奇襲するというものでした。

ただ、1つ問題があり川を渡るところが激流で一歩進むことさえ危ういレベルの川を渡らないといけないことでした。この軍の大将を任された渕さんは長年飛信隊の副長として支えてきた責任と信や河了貂の信頼を糧に力を振り絞り川を渡ることに成功しました。

奇襲が成功し飛信隊は川辺の陣を攻略し中央の丘の横へ進軍することが出来ました。



43巻

中央の丘の戦いが激化していき両軍の攻勢は互角でした。そこに楔を打ち込むため飛信隊は軍を2手に分け中央の丘に移動させました。

飛信隊の出現により紀彗は意識を前と横の2つの方向に向けないといけなくなったためスキが生じました。この状況は桓騎軍にとってどんな手を使っても大きな戦果を挙げるチャンスでした。戦場にいる全部将が桓騎の動きに注目し号令を待ちました。

しかし桓騎は何時まで経っても命令を出さず軍を動かしませんでした。そして、なんとなにもせずに終わらせました。これには敵も味方も動揺し河了貂は桓騎に対して不満をもらしていました。

黒洋丘の戦いが4日目になり昨日と同様に桓騎は全く動きませんでした。それに対し慶舎の苛立ちが頂点に達し飛信隊を攻撃しました。慶舎の動きを見た桓騎はゼノウを投入し慶舎軍を急襲しました。

実は昨日、桓騎が何もしなかったのはこれが狙いでした。慶舎の首を取るためにわざと動かなかったのです。桓騎の策略にはまった慶舎でしたが紀彗の助けを受けなんとか包囲を脱出することが出来ました。

そんな慶舎の脱出を見た信は逃げられる前に首を取るために慶舎へ突撃をするのでした。



44巻

慶舎の軍を捉えた飛信隊でしたが慶舎の軍は精鋭ぞろいでなかなか慶舎に近づくことが出来ません。そこに那貴の奇襲が加わり信は慶舎のところまで到達し一騎打ちが始まりました。

そして、信が勝利し慶舎を討ち取ることに成功しました。ここで戦いが終わると思いきや趙軍は慶舎の死を隠したまま戦いを続けることを決めました。

その後、桓騎は兵を撤退させ丘を趙軍に明け渡しました。さすがにこれには幹部達も納得がいかず桓騎のもとへ話を聞きにいきました。桓騎は完全勝利のための布石だと言い作戦を伝えました。「今度は俺達らしくいく」と。

そして桓騎達は黒洋丘にいる集落を襲い始めました。それを知った信達は激怒し桓騎に殴り込みにいきますが流されてしまいました。その後、村人の死体で作ったアーチを紀彗に見せつけ「これと同じことを離眼城でもやるぞ」と脅したのです。



45巻

死体のアーチを見た紀彗は離眼に帰るべきかどうか考えた結果、撤退の判断をしました。

こうして桓騎軍は中央の丘の占拠をし黒洋丘の戦いは秦軍の勝利となりました。桓騎の戦果は圧倒的なもので当初の予想されていた戦死者の数を半分に留めており結果だけ見れば正に大勝利でした。

その後、飛信隊は丘の砦化に専念しました。ある日、蒙恬が来て砦化の任務を交代することになり信達は国に帰ることになりました。

一方、王都では斉王と李牧が来朝していました。斉王の目的は中華統一のその後についてどう考えているのか問いただすためでした。嬴政の答えを聞いて斉王は納得し実質、斉の降伏宣言ともとれる発言をしました。六国の内の1つの平定が非公式ながらなったのです。

李牧の来た目的は中華統一を諦めさせるためでした。しかし、お互い意見が相容れず宣戦布告へと変わりました。秦と趙の全面戦争がここに開幕しました。

信は国に帰っている間、軍を強化するために兵の募集をしていました。そこで選考中、信達は凄腕も弓矢兄弟に会うことになりました。



46巻

選考が終わり新生飛信隊が誕生している中で王都では呂不韋の元側近「李斯」を仲間にするため昌文が動いていました。嬴政の統一後の法治国家の話を聞き李斯は力を貸すことを決めました。

秦の総司令、昌平君は趙攻略の作戦を新たに練り「鄴攻め」を発案しました。その軍の大将は王翦、副将に桓騎と楊端和が任命され信、王賁、蒙恬も加わりました。秦国の抱える精鋭が集まり鄴攻略へと出陣しました。

そして、信は遂に王騎将軍の矛を使うことを解禁しました。秦軍は順当に城を落としていき作戦通りに事を進めていました。さすがの李牧も鄴攻めは読めず虚をつかれましたが即座に対応をしました。秦対趙の未来を決める世紀の一戦の幕が上がります。



黒羊丘の戦いの史実は?

キングダムは漫画である以上、オリジナル要素も含まれて描かれています。では、黒洋丘の戦いは実際にあったのでしょうか?

結論、この戦いは史実に記載はなくキングダムのオリジナルとして作られた戦いです。

そもそも黒洋丘という場所自体も存在していませんでした。また、慶舎も史実ではたった2行しか記載されておらずもちろん黒洋丘で秦と戦ったという記載もありません。なので、この「黒洋丘の戦い」というのは李牧が桓騎を倒すための伏線としてオリジナルに作られた戦いなのです。

黒洋丘の戦いで頻繁に出てくる単語として「桓騎の弱点」とあります。作者の原先生が読者に桓騎の弱点って何だろうと作品に更に引き込ませるため物語の見せ場として作ったのではないかと考えられます。



まとめ

今回は、キングダムの「黒洋丘の戦い」について解説していきました。

終始、桓騎の独壇場でしたね。改めて桓騎という武将の恐ろしさをこの戦いで思い知らされたのではないでしょうか?キングダム5期ではこの黒洋丘の戦いがメインとなるのでこれから見る方は是非漫画とアニメでどのように描かれるのかチェックしておきましょう!



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