「週刊少年サンデー」にて大人気連載中のファンタジー作品「葬送のフリーレン」。主人公のフリーレンとフェルンが参加した一級魔法使い試験の受験者のひとりで魔法使いの少女・ラオフェンは、一次試験でデンケンやリヒターとパーティーを組んでフリーレンたちと対戦しました。
デンケンとは試験外でも仲が良く、孫のように甘やかされています。今回は、ラオフェンの強さやドイツ語の意味についてご紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
ラオフェンの声優は石上静香
#フリーレン 新キャラ声優解禁🪄
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 22, 2023
カンネ:#和氣あず未 ラヴィーネ:#鈴代紗弓
ヴィアベル:#谷山紀章 ユーベル:#長谷川育美
デンケン:#斉藤次郎 ラント:#小松昌平
リヒター:#花輪英司 ラオフェン:#石上静香
エーレ:#伊藤かな恵 ゼンゼ:#照井春佳
ゲナウ:#新垣樽助
登場をお楽しみに!#frieren pic.twitter.com/LeOtofwZFA
ラオフェンは、主人公のフリーレンやパーティのフェルンも受験した「一級魔法使い試験」に参加していた受験生の魔法使いのひとりです。お団子ヘアーにしているのが特徴で、まだ年若い少女の雰囲気を纏った人物でもあります。
また、チャイナ服のような衣装を着ており、武闘家のような身軽さを感じさせるでしょう。そんなラオフェンの声は声優の石上静香さんが担当しています。
石上さんが声を担当しているアニメの代表作には「食戟のソーマ」の水戸郁魅や「鬼滅の刃 遊郭編」の宇髄まきを、「精霊使いの剣舞」のエリス・ファーレンガルトや「ダンベル何キロ持てる?」の上原彩也香などがあります。
ラオフェンのドイツ語の意味
「葬送のフリーレン」の登場人物の名前や地名には、ドイツ語が使われていることが多いです。ドイツ語には「かっこいい」「重厚」といったイメージがあり、「葬送のフリーレン」のファンタジーな世界観とドイツ語が絶妙にマッチングしていると言えるでしょう。
「ラオフェン」は一見すると音の響きから中国語のように感じますがドイツ語の「Laufen」が由来で、この単語には「走る」や「駆ける」といった意味があります。英語の「Leap(跳ぶ)」と語源が同じ言葉でもあります。
詳しくは後述しますが、ラオフェンは高速で移動する魔法を使っています。意味を考えると彼女にぴったりの名前と言えます。
ラオフェンのかわいい
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) February 3, 2023
●ラオフェン●
三級魔法使い。『高速で移動する魔法』を使う。孫感強め。#人気投票第40位 pic.twitter.com/nfAHUfg5Lz
ラオフェンはお団子ヘアーと露出度高めの衣装が特徴的で、「葬送のフリーレン」のキャラでは珍しくチャイナ系の見た目です。彼女の詳細な年齢は明かされていませんが、少女のような見た目をしていることからまだ10代かと思われます。
ラオフェンは「一級魔法使い試験」の本編では目立った活躍はありませんでした。ですが、デンケンと一緒にいる場面が多く孫感強めと言われています。
ドーナツのようなお菓子をデンケンに大量に買ってもらっており、1回だけではないのでデンケンのほうもラオフェンに買い与えることは満更でもないようです。また、一緒に食事した際もデンケンに「野菜も食べんといかんぞ」と小言を言われるなど、孫感の強いラオフェンのかわいいシーンは多いです。
ラオフェンの強さと高速で移動する魔法(ジルヴェーア)
ラオフェンは、魔法による高速移動を得意としています。彼女が使う高速で移動する魔法(ジルヴェーア)は目で追えないほどの速さで移動することが可能です。
とても強力な魔法ですが高速移動しながら攻撃するということは作中では行われておらず、高速移動中の攻撃の反動や敵も加速させてしまうなど何らかの制約があるのかもしれません。魔力の消費量も相応に大きいため、ラオフェンの魔力では多用することが難しいようです。
また、ラオフェンはまだ未熟な三級魔法使いなので、単純な実力で言うと強さはリヒターよりも下です。ただ、彼女の魔法は性能が尖っているので相性によっては格上相手でも十分渡り合うことができ、二次試験ではのちに1級魔法使いとなるメトーデの複製体と一対一で相対していました。
ラオフェンはデンケンに孫扱い?
フリーレンのラオフェン、波長が合いすぎて赤の他人なのにいつのまにかデンケンの孫になってて可愛い pic.twitter.com/SxojK6DIu5
— 月を見ていた (@kura_osuc) November 1, 2023
ラオフェンは試験でパーティを組んでいたデンケンのことを「爺さん」呼ばわりするなどやや生意気な口をきくものの、基本的には心優しいです。デンケンがフリーレンに痛めつけられそうになっているのを見捨てなかったり、魔物に殺されてしまった受験生の亡骸を木から降ろそうとするなど善良な部分が目立ちます。
彼女に爺さんと呼ばれているデンケンもラオフェンのことを孫のように可愛がっており、試験以外でも一緒に行動していました。試験の合間の休息時間にはいつもデンケンに買ってもらったお菓子入りのバスケットを抱えているなど、まるで本当のおじいさんと孫娘のような関係です。
また、甘やかされるだけではなく、試験に落ちてしまったリヒターを不器用ながら気遣うデンケンを見て「ごめんね、爺さん不器用なんだ」とそっとフォローしています。これに「お前はデンケンの何なんだよ…」というリヒターのツッコミが入り、この3人ならではの関係性を構築していました。
まとめ
今回は、「葬送のフリーレン」のラオフェンについてご紹介してきました。ラオフェンは、一級魔法使いを目指して試験を受けに来た魔法使いの少女です。
高速で移動する魔法(ジルヴエーア)を得意としていますが、一級魔法使い試験では目立った活躍もなく不合格となってしまいました。ただ、ともにパーティを組んでいたデンケンとはおじいさんと孫のような関係だったので、読者の印象に強く残るキャラクターになったと言えるでしょう。