すずめの戸締り 環さんのその後可哀想!本音セリフ怖いに左大臣憑依【サダイジン/岩戸環】

本サイトでは広告を利用しています
5/5 - (1 vote)

「すずめの戸締り」に登場する環さん

主人公の鈴芽のおばさんにあたり、保護者的な立ち位置の女性ですがサダイジンに憑依されたときに鈴芽に対して暴言のような本音をぶつけてしまったシーンがありました。本編のその後がどうなったのかも気になりますね。

本記事では、「すずめの戸締り」の環さんの可哀想や怖いの意味、SAでの本音やセリフ、本編のその後やなぜサダイジンが憑依したのかについて解説していきます。





目次

環さんが可哀想や怖いの意味

ネットで環さんのことを検索すると、「可哀想」「怖い」「毒叔母」などといった言葉が自動検索で出てきます。

なぜそのような単語が出てくるのかというと、環さんが鈴芽を引き取り、その人生のほとんどを鈴芽にささげてきたことにあるかと思われます。

環さんの姉であり、鈴芽の母親である椿芽が地震で亡くなった後、環さんは姉の代わりに鈴芽を引き取って育てる決心をします。この時、鈴芽は4歳で環さんは28歳でした。

女性として一番自由な時間を鈴芽のために使い、当時付き合っていた彼氏とも別れることになってしまい、コブツキなので婚活もうまくいかなかったようです。こういったところが「可哀想」と言われる原因だと思われます。

また、一人で家を飛び出した鈴芽に長文のメッセージを送ったり、鈴芽を追いかけて連れもどそうとしたりします。こういったところから「怖い」「毒叔母」と言われてしまっているようですが、まだ高校生の娘が一人で出て行って帰ってこないのですからこれぐらい心配するのは普通だと思います。

やや過保護なところが重いと鈴芽に言われてしまっているので、心配が伝わらないところも報われずに可哀想と言えますね。



環さんのSAでの本音やセリフ

鈴芽の実家があった場所に向かう途中、サービスエリアで環さんと鈴芽が激しい口論をするシーンがあります。

顔色が悪いのに食事もとらず、駐車場の車から動こうとしない鈴芽に、環さんは何があったのか、どうして今更実家に行こうとするのかを問いかけますが、鈴芽ははぐらかして話そうとしません。

これがきっかけで環さんの不満が爆発します。「もう…疲れたわ…」という言葉を皮切りに、ずっと鈴芽のために尽くしてきたせいで婚活もうまくいかず、仕事も本来ならもっとできたはずと今までの不満をぶつけます。

これに対して鈴芽は、本当ならお母さんと一緒が良かった、環さんがウチの子になれって言ってくれたからと反論しますが、「そんなに嫌ならうちから出ていってよ!!」「私の人生返してよ!!」と泣き叫びます。

こんなことを言ってしまった原因にはサダイジンが憑依していたせいもあるのですが、環さんの鈴芽にぶつけた不満もまぎれもない本心の一つではありました。

しかし、その後芹澤と話して気持ちの整理もついたこともあり、自転車を二人乗りするシーンで「でもそれだけじゃないよ」と育てさせてくれた感謝を鈴芽に伝え、和解しています。



環さんのその後は?

鈴芽が扉を閉じて草太が戻ってきた後、環さんは鈴芽と共に鈴芽がお世話になった人たちのもとを訪れて頭を下げている描写がありました。

小説版では、その後も変わらず鈴芽と暮らしていますが、口喧嘩をすることが増えたようです。この口喧嘩のことを鈴芽は「どこか気持ちの良い思考の交換作業」と語っていました。

お互いの気持ちをぶつけ合ったことで遠慮がなくなり、より素直に物を言い合えるような仲になったようですね。

相変わらず鈴芽に凝った手作り弁当を持たせたりと鈴芽一筋のようなので、もうしばらくは誰かと交際すると言ったこともなさそうです。

職場の同僚の岡部稔から熱烈な好意を寄せられていますが、環さんは気づいていないのか気づいていてあえてそうしているのか、いつも適当にあしらっているので彼の想いが報われることはないでしょう。(笑)



環さんにサダイジンが憑依した理由

環さんの不満が爆発し、鈴芽にぶつけてしまうことになったきっかけの一つが、サダイジンが環さんに憑依していたからだと思われます。

ではなぜ、サダイジンが環さんに憑依したこと言うと、サダイジンが東の要石としての使命を全うしようとしていたから、ダイジンの気持ちを鈴芽に分からせるためであったと思われます。

鈴芽が西の要石であるダイジンを抜いてしまい、軽率に「うちの子になる?」と言った鈴芽にダイジンに懐いてしまいましたが、途中で「大っ嫌い」と言われてしまい、ダイジンはひどく傷つきます。

そんな時にサダイジンはサービスエリアで言い争っている環さんと鈴芽を見つけ、環さんに憑依して鈴芽を突き放すようなことを言わせました。

今まで愛情をもって育ててくれた環さんから出て行けと言われた鈴芽は、ひどく戸惑い傷ついたと同時にダイジンに対する軽率な発言を後悔したと思われます。

これはサダイジンの私情のようなものですが、本来の目的はダイジンに要石に戻ってもらうことと人間に要石を戻してもらうことでした。

その後はダイジンと共に鈴芽たちに同行し、要石としての使命を全うします。



まとめ

今回は、「すずめの戸締まり」に登場する環さんについて解説してきました。

女性としての幸せを捨て、子供を引き取って尽くし続けることは並大抵の覚悟が無いとできません。強く優しい人ですがやはりそこには不満もあったようですね。

鈴芽と本音を言い合えるようになり、もう少ししたら手がかからなくなるでしょう。

その時には肩の荷を下ろして自分のための時間を楽しんでほしいですね!!



  • URLをコピーしました!



目次