「1年間人を殺してはいけない」と命令された一流の殺し屋が一般人として日常生活を送る中で巻き起こるさまざまな事件や、コメディ要素が満載の「ザ・ファブル」は実写映画化もされた人気漫画です。2024年4月6日土曜日からはアニメの放送も予定されていて、楽しみにしているファンも多いでしょう。
そこで今回は、「ザ・ファブル」のボスの正体や担当声優などについてご紹介していきます。気になる方はぜひチェックしてみてください。
ボスの正体や名前
【ザ・ファブル】
— アイキーチャネル 漫画紹介Youtuber (@manga_40seconds) November 7, 2023
全22巻 完結
☆設定/あらすじ☆
謎に包まれた殺し屋達の組織“ファブル”
そこで天才殺し屋として活動していた男がボスから一年の休養を言い渡される
組織から殺しを禁じられ、あくまで一般人として一年間過ごすように命じられた男“佐藤明”は普通の生活を全うすることができるのか… pic.twitter.com/BIguEtQLdO
「ザ・ファブル」は「週刊ヤングマガジン」にて連載されていた南勝久先生の漫画作品です。2014年から2019年まで連載され、2021年から2023年には続編として第2部の「ザ・ファブル The second contact」が連載されています。
2019年と2021年には岡田准一さん主演で実写映画化もされるなど、人気作品アニメが遂に発表されました。アニメ「ザ・ファブル」は、日本テレビ系で4月6日土曜日より2クール連続での放送が予定されています。
裏社会で暗躍する殺し屋組織「ファブル」のトップであり、主人公・佐藤明の育ての親でもあるボスは謎に包まれた人物です。明は彼を「ファブル」と呼んでいますが、これは組織の名前でありボスの本名はいまだ明かされていません。
ボスの強さと目的
自らも凄腕の殺し屋でありながら同時に組織のボスとして冷静冷徹な人物で、「変わりゆく時代に合わせて先の先まで考える」が持論です。ハイテクな最先端技術にも精通する一方、自分や明のような殺し屋という存在が時代遅れとも感じています。
組織としてもボス自身も謎が多く、表向き埼玉県で整体院を経営していることすら付き合いの長い幹部が最近初めて知った程度のものでした。一方、明とのLINEでジャッカル富岡のスタンプを送ったり、彼の出演情報を教えてくるなど茶目っ気もあります。
物語の冒頭、組織の存在がバレることを恐れて明と洋子に1年間殺し屋稼業を禁じた張本人です。しかし、その本意は時代遅れになりつつある殺しのスキルを落とし、裏稼業から明に足を洗わせるというものでした。
ボスの運転手は誰?
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— TVアニメ『ザ・ファブル』公式 (@the_fable_anime) April 6, 2024
💥放送開始💥
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TVアニメ『ザ・ファブル』
第1話「お引っ越し」
日本テレビ系にて順次放送開始──‼︎
最強の殺し屋・ファブルは、
組織のボスに一年間の休業を命じられ、
普通の生活を送るため
いざ、大阪へお引っ越し──。#アニメファブル pic.twitter.com/Ecic8hxUVk
「ザ・ファブル」の233話「運転手の男…。」には、ボスの運転手らしき男が登場します。倉庫から出てきた明の目に前にはキャンピングカーが停まっていました。
明がキャンピングカーに乗り込むと中ではボスがコーヒーを啜っており、運転席の男に倉庫の中で起きている事態を収集するように指示します。彼の名前やどこの誰かなどの素性は不明ですが、明は彼の後ろ姿を覚えていました。
以前、訓練で山に置き去りにされたときに見た男の後ろ姿と彼の後ろ姿がよく似ていることに思い至ります。その彼がボディガードを兼ねながらキャンピングカーの運転を任されているということは、ボスからの信頼が厚い人物と言えるでしょう。
ボスは死亡する?
「ザ・ファブル」第2部の終盤で再登場したボスは、此度の抗争の黒幕が自分であることを明かします。紅白組の裏に付いていたルーマーのボスも実は彼であり、元のルーマーはすでに山岡という男によって壊滅させられていました。
「ファブル」と「ルーマー」という行動方針が全く違う2つの組織を束ねているのはより多くの成果を出せるのはどちらかを競わせたかったからですが、いずれも時代に見合わない稼業だと切り捨てています。抗争を起こした目的は、紅白組と真黒組を統合して管理しやすくするためだったようです。
また、不要になったルーマーの構成員を「携帯から発せられる音波によって自殺を促す」方法で誰一人残すことなく始末しました。このように、ボスは第2部でも健在で余程のことがない限り死とは無縁なようです。
ボスの声優は小村哲生
🔫キャラクター紹介💥
— TVアニメ『ザ・ファブル』公式 (@the_fable_anime) March 4, 2024
▶︎ボス CV.#小村哲生
「ファブル」と呼ばれる組織を作った闇のリーダー。
かつては殺し屋として前線で動いていた。
“殺し屋の最高傑作”・明の育ての親。
TVアニメ『ザ・ファブル』
2024年4月6日(土)24:55より
日本テレビ系にて順次全国放送開始🔥#アニメファブル pic.twitter.com/WKGoeSSu9j
ファブルのボスの声は、声優の小村哲生(こむらてつお)さんが担当することが発表されました。小村さんは渋めの男性の役を演じることが多く、中年の男性を中心にシリアスな役や悪役などを演じる機会も多くあります。
声優業のほかに俳優や演出家としても活動しており、1990年頃の親しい声優仲間の柴田秀勝さんの勧めで声優の仕事を始めたそうです。柴田さんの繋がりで、小村さんの巡回公演に青二塾の卒業生が参加してくれることもあるそうです。
また、小村さんの代表作には「るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー」の比留間伍兵衛や「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の爆竜大佐、「SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors」の盧植ジムキャノンや「おじゃる丸」のエンマ大王などがあります。
まとめ
今回は、「ザ・ファブル」のボスについてご紹介してきました。ボスが明に一年間の殺し屋稼業停止を命じた理由は、一般人として再教育し裏家業から足を洗わせるためです。
ボスと明の出会いについては漫画でも描かれておらず、彼は素性不明の謎多き人物となっています。時代の流れから「ファブル」が必要ないと感じ解散させようとしているボスの活躍が気になる方は、ぜひアニメや原作もチェックしてみてください。