4月12日に公開された劇場版『名探偵コナン100万ドルの五稜星』。
今回は『名探偵コナン100万ドルの五稜星』のネタバレ内容にラストシーン、犯人は誰なのか?キッドと新一の真実についてまでご紹介します。
100万ドルの五稜星のネタバレ
キッドVS平次
冒頭、土方歳三が町田正徳という刀を提供する相手から、東窪榮龍(ひがしくぼえいたつ)の刀を二本渡されていました。そこに政府軍がやってきます。一人で迎え撃つ土方歳三。もらった刀を使って斬っていきます。
最後には、その刀で屏風を後ろ向きで相手ごと突き刺します。
場面は代わり、コナンは土方歳三が使った刀での星型の刺し跡を見ていました。その場所では斧江拓三が所有する東窪榮龍の脇差二本を頂戴するとキッドが予告状を送っており、警備体制が敷かれていました。
キッドが配達員に変装し潜り込みます。コナンは小五郎と一緒におり、ビデオ通話で園子と会話していました。斧江圭三郎は北海道で活躍した財閥、そのあとは一人息子の忠之があとを継いで事業を発展させた。しかし三代目の拓三は事業がうまくいかず金に困って、収蔵品をオークションに出品したことで、鈴木財閥が全部買い取ったとのことでした。
ただ、今回の話はキッドが狙うビッグジュエルと関係ないという話でした。東窪榮龍は無名の刀鍛冶で、キッドが狙う脇差もそれほど貴重ではないとか。
そこで園子は収蔵品の数と目録が合わないと言います。
現場では平次がキッドの変装に気づきます。平次はお前についても調べた温泉旅行中だからいるはずがないと言います。そしてキッドは脇差二本を盗んで逃げていきます。平次は和葉に変装したキッドにキスしそうになったことを恨んでいました。
キッドは上手く逃げたかと思いきや、平次は見抜いてバイクでステンドグラスを割ります。屋上に行くと、二人は刀で戦います。するとシルクハットが斬られて、キッドの顔が見られます。キッドは逃走しますが、キッドの顔を見た平次は「あの顔工藤にそっくりやったな。それに声まで…」と言います。
剣道大会
金森赤レンガ倉庫。そこで、弁護士の久垣澄人が斬られて死亡します。
場面は代わり、旧函館区公会堂。そこで剣道の大会があり、平次が参加する予定でした。しかし、和葉は平次に呼ばれていたものの平次はこの場にいませんでした。そんな時、剣の振る音がして、平次ではないかと見に行くと、それは福城聖(ふくしろひじり)でした。真剣を振るっていたようです。和葉が樋鳴りの音が高いから刀が振れてる証拠だと言い、聖は和葉に目を奪われます。
そこには、沖田総司も参加していて、平次がいないと本気を出せないと言います。和葉と合流します。するとそんな時、福城聖の特別演舞が開催されます。女性たちにキャーキャー言われます。和葉の下にくると、八幡坂大学医学部だと言い口説き始めます。そこで、沖田が割って入って握手します。
すると、空にはヘリが飛んでいました。そこには大岡紅葉と伊織無我がいました。伊織が紅葉に剣道の大会があるからと言って函館の会場に来たけど今は平次はいないようでした。そこで、北海道には来てるから告白絶景ポイントがあるからと言います。そこで、札幌に時計台があるとして、そこに行くと言います。
そして、パトカーの音が響きます。その金森赤レンガ倉庫に行くと、平次がキッドを探していたところそのまま寝たと言い、近くで殺人事件が起きていたので事情聴取されていたとのこと。そこに北海道警察の西村警部がきて、小五郎に挨拶します。コナンは北斗星の事件の時に会ってると説明。
弁護士殺人事件
そこで小五郎は事件の遺体を見ることに。北斗星の事件は小五郎ではなく新一の父が解決していて、すると優作と有希子が映ります。誰か噂してるのかなと言います。
久垣澄人43歳弁護士が、二本刀のようなもので斬られたとのことでした。するとコナンが久垣が斧江財閥の顧問弁護士をしていたと気づきます。そこで西村警部から、東京都教育委員会と書かれた紙を渡されます。
そこにCV大泉洋の川添善久巡査部長が来ます。西村警部はドジだが遅刻するようなやつじゃないんだけどなといいます。
ブライアン・D・カドクラが映り、小五郎が来ていることを知ります。それよりもと言って刀を取ります。久垣、よく見つけてくれたと言います。さて、残りは四本かと言います。するとキッドの予告状がありました。
小五郎達は川添と西村警部から説明を受けます。カドクラは日系アメリカ人で投資家。しかし裏では武器商人で死の商人を言われてるとか。すると、川添が紙コップをPCの上に置いて映してた映像が切り替わり、意味深な写真が映ります。
カドクラが来日した理由は斧江圭三郎が隠した宝だと言います。斧江圭三郎が過去金脈を見つけ、金塊に変えて隠した。また、金塊ではなく強力な兵器だったとも言われ、生前軍事産業にも関わったとか。戦況を一変させるほどの何かを手に入れた可能性があると言います。だからこそカドクラが狙っていました。
そして、カドクラと久垣が内通していた写真を見せられます。雇い主を裏切ってお宝を流そうとしていた可能性があると言います。そして持っていたゴルフバッグの中は刀でそれが奪われた。また、持っていた紙は銃砲刀剣類登録証だと言います。東京都教育委員会ならそこで登録した刀だろうと言います。そして偽造だろうと平次が言います。
久垣がドバイで見つけた刀を日本に持ってきて、そこで殺害されたと予想。犯人の狙いは刀だと見ます。
伊織と紅葉は札幌の時計台に来ていました。すると伊織が小樽かもしれないと言います。そこには夕暮れにガス燈が灯る小樽運河は絶景スポットだとか。そうして小樽に行きます。
斧江圭三郎の宝
そして、カドクラの場所に一人で中森警部が乗り込みます。そこでキッドに狙われたようだなと聞きます。しかし中森警部はキッドであり、日本の刀を奪っていきます。
カドクラがいるホテルからキッドが逃げているのをコナンと平次が見て、バイクで追いかけます。そこで船の中に逃げ込んだキッド。しかし黒い狐のお面を被った人物に刀で襲われます。しかし途中で平次が助けに入ります。そこで、狐面は逃げていきました。
キッドは目的について助けてもらった代わりに教えると言います。ある男が狙った宝の場所と中身が知りたいと言います。(自分の父親の事)そしてなぜ奪わなかったのか。
つい最近、斧江圭三郎の書付けが見つかり東窪の名前が記されていた。作ったのは6本の刀。それが全て揃えば宝の隠し場所がわかるのではないかと言われ、カドクラも斧江拓三も探し始めたとか。そしてキッドは三本の刀を持っていました。二つは久垣に探させていたもの、最後の一つは平次が昨日キッドとの剣戟で持っていたものでした。平次は警察に届けたそう。
そこで、残る二本は高校教師の福城良衛が持っているとか。今は病気で学校を辞めて家にいるとか。
そして、十字傷から先程の狐面が久垣殺しの犯人だと予想します。そして、発振器が刀に仕込まれており、それでキッドを追われたということでした。そしてキッドは刀三本をコナンたちに渡しました。
キッドがいなくなるとコナンに平次が、お前兄弟いるんじゃないか?昨夜キッドとやり合ったけど、顔と声がそっくりだったと言います。コナンは「たまたまだろ、そう、他人の空似たまたまだよ…」と意味深に言います。
福城の家
和葉と蘭は路面電車に乗って移動、その後、途中で川添刑事と遭遇し車で送り届けられます。
福城の家には、平次とコナンがいきます。そこには西村警部が来る予定でしたが、西村警部からここに寄れと言われ川添刑事が代わりにきて、和葉と蘭がそれに巻き込まれます。二人はどこかでタクシーを拾うと言います。
なぜかそこに沖田もいましたが、言葉尻がどすえ〜と言ったことから、下手な京都弁で沖田の中身がキッドだと気づきました。すると福城聖がでてきて、和葉ちゃんと呼びます。すると平次が怒ります。そこで二人の決闘となりますが、福城良衛に止められます。
そうして皆が家に入って斧江圭三郎が隠した宝の話について聞くことに。和葉と蘭はホテルに帰ります。
福城良衛は何か病を長く患っており、咳き込みます。そこで曽祖父が刀二本を斧江圭三郎から賜ったと聞いているとか。そうして刀を見せてもらいます。久垣がもってきたものと形状が一緒でした。そしてもう一つ紙をもらったとか。
そんな中、川添のスマホに斧江拓三が襲われて病院に搬送中だと連絡が入ります。病院では斧江拓三はトラックに襲われたといい、カドクラの手のものだと言います。動機は宝。そこで託したいものがあると言い、脇差ともに保管されていた地図のようなものを渡されます。宝からは手を引くと言います。
函館山の夜景
それから、蘭が平次が地図を見ていたところを見つけます。平次は絶景スポットを探していたようでした。そこで蘭は函館山を提案し、百万ドルの夜景と言われていると言います。平次はビッグベンよりも凄いのか聞くと、蘭は心の中で新一ごめんと言いながらビッグベンよりも上だと言います。
また、キッドは沖田に変装していました。そこで平次たちは刀を並べます。そこで、斧江拓三からもらったいろは48文字が書かれた紙を広げます。そこで平次は目釘穴がないと言います。二本だけ目釘がありませんでした。そこで金槌で目釘穴を開放します。
そこで沖田が目釘穴のない刀は月の形を表しているのではと言います。そこで土方歳三にちなんだ何かではないかと考えますが、まだよくわかりませんでした。平次の形態に紅葉から連絡が入ります。すると紅葉は札幌から網走、さらに稚内にいました。
そこでホワイトボードを見せてと言われるので見せると、紅葉は土方歳三の豊玉発句集じゃないかと言います。土方歳三の俳句の名前ではないかと言います。41句が収められていて、月が出てくるのは6句で、5番、19番、20番、22番、35番、36番だと言います。平次はこれやと言います。そこで伊織は五稜郭にいるのではと言い、紅葉は函館に戻ることに。
クロス表であり、番号を当てはめていきます。そうして浮かび上がった文字は「ほくとうおに」でした。そしてこれは五稜郭で鬼門となるのが北東だから神社を建てたという話し、目釘穴の星型は五稜郭だということ、6つの刀の鍔の形をあわせると五稜郭になるとか。しかし川添は今は神社は残っておらず、箱館戦争で消失したとか。でもその後、移転したから北海道東照宮というところにあるとか。
そこで中森警部の襟元が膨らんでおり、斧江拓三は手を引くと言いながら盗聴器をしかけていました。まだお宝は諦めていませんでした。カドクラもマークしているので、北海道東照宮に皆集まることに。
五稜郭の位置
キッドが小五郎に変装して、巫女に話を聞きます。しかしゆかりのあるものはないと言います。しかし一人で色々調べると隠し階段を発見。その奥に進むと平次とコナンが来ます。
外に出るとカドクラが待ち構えていました。そこでキッドはとったお宝をコナンに任せて平次とバイクで逃げます。しかし車で追われて逃げられるとコナンが飛んだので福城聖がバイクで助けてくれます。
その後、聖は刀を取り出して戦います。コナンはスケボーで逃げますが、途中で破壊、それから平次のバイクで受け止められます。しかしカドクラにお宝を奪われると結果、お宝と思われた箱には何も入っていませんでした。
その後、斧江拓三が逮捕されます。それから少し怪我をした平次とコナンに聖が手当てをします。聖の亡くなった母が医者だったそうです。するとそこに聖の刀の鞘から久垣の指紋が出たと言われ、西村警部に連行されてしまいます。
川添が来たところ、そこに北海道東照宮の巫女だった吉永神子が来ます。しかし川添は西村警部に呼ばれたので、平次とコナンに話しておいてと言います。
箱の中には星稜刀と言われた刀が入っていて数年前に盗まれたとか。鍔には星型の模様、目釘穴のような目のような特徴があったとか。そこで古い地図を出されます。そこで福城から預かった絵を重ねてみます。すると、星が重なる場所は五稜郭になっていました。
五稜郭が燃えてるようなイメージでした。吉永によれば戦時中に掘りが燃えて星型が闇夜に燃えてそう見えたとか。そこでコナンは宝の場所が思いついたようでした。
紅葉が函館に来ていましたが、まだ平次がわかりませんでした。そこで伊織が函館山が絶景スポットだと言います。しかし本日夜は大雨、翌日は晴れとなることから、明日の夜が告白するのではと予想。
気球
聖は事情聴取を受けていましたがやっていないと言っていました。
久垣が泊まる予定だったホテルに荷物を確かめにきていました。平次が言うも客の情報は渡せなく、そこに西村警部に扮したキッドが来ます。そこで白黒写真が二枚ありました。星稜刀と気球の上で観測しているような写真でした。気球の床もガラス張りになっていたようでした。
しかし話の途中でキッドがバレて中森警部が突っ込んできます。そこで、福城家になにかあると思って行くことに。
五稜郭タワーにいた小五郎は聖が捕まったことを蘭と和葉に言います。すると、ガラス張りになっている地面に驚いて腰が砕けます。
そこで、小五郎と和葉と蘭が支えて移動する時に伊織がその姿を発見しますが、わざと紅葉には教えずにいました。
和葉は聖のことで気になることがあってと言い、蘭がバイクの音を聞いて平次のでは?というも音が違うといいます。すると和葉は音で気付いたことがあると言います。
福城の家に行くと、福城良衛がカドクラに連れ去られていたようです。しかし北枕に違和感がありました。布団の下に星型の血文字がありました。
そこで、聖と会話したい平次は面会を求めますがだめでした。そこで和葉がそこにきます。聖について気づいたことがあると言います。聖が居合の稽古を見ていた時、刀を鞘に収めるカチンという音とあとで演武会で聞いた音が違う。だから鞘が偽物とすり替えて、その鞘に久垣の指紋をつけてすり替えて戻したかもという話に。
その後、小五郎と蘭が来ます。コナンがガラス張りの地面の話を聞きます。また、カドクラの隠れ家に警視庁が向かうことに。
銃撃
雨の中、斧江拓三を移送する途中、カドクラの部下が銃で狙われます。するとキッドがそれを見つけて逃げろと言いますが、斧江が撃たれます。それをかばった中森警部が何度か撃たれてしまいます。キッドはカドクラの部下に攻撃。
重傷を負った中森警部は病院に搬送されます。キッドは中森警部が青子の父親だということから、悲痛な表情をしていました。
その後、少年探偵団と博士がきます。いつものごとくクイズタイムが行われます。
そうして中森警部の娘の青子がやってきて、コナンと対面します。
カドクラから連絡が入ります。すると福城良衛は宝を引き換えに返すと言います。すると福城良衛と平次が通話することに。福城良衛はある人物から依頼を受けて宝を探してきたとか。中身は知らないそうで、当時の戦況を一変させるような兵器かもしれないと言い、ある人物とは、斧江忠之だとか。
斧江忠之は、ずいぶん前に雪の函館で出会ったそう。以来、忠之の人柄に惹かれた福城良衛は、足が悪く杖が手放せない彼の相棒となって、圭三郎の宝を探したとか。しかし、忠之は去年病気で亡くなったとか。そして宝の破壊を託して死んでいったそう。その意思を継いだようでした。忠之は父親の残したものを憂い、恐るべき遺産を破壊したかったそう。
カドクラは爆弾を函館に仕掛けており、町の人を人質にとっていたようでした。
集中治療室で眠る、中森警部。そこに青子が見守っており、後ろの警備はキッドでした。中森警部が目覚めると青子が連絡しに行きます。それを見てキッドは安心しました。
カドクラは海外の上司なのかから、指示を受けており焦っていました。
町田正徳の日記
その後、青子から平次とコナンに連絡がありました。斧江が倒れる前に言った言葉を中森警部が伝えて欲しいといったとか。町田正徳の日記と言ったとか。
そして、川添から福城聖が逃げたと連絡があったとか。そこで福城良衛が言った私の意思は止められんよといったことから、聖がそれを継ぐのではないかと考えます。家にあった星のマークは聖への連絡だったのかもといいます。
すると青子が、コナンの顔をじっと見て、青子の幼馴染の男の子の小さい頃によく似てるなと言います。
その後、園子にコナンが連絡し、目録に本がないという話でした。そこで町田正徳の日記でした。海産物の卸問屋をしていたとか。町田正徳は土方歳三と会っていたそうです。そのことを日記に書いていたそうでした。しかし斧江に売った人がコピーを持っていて、鈴木財閥もそのコピーをもらいデータ化していたそう。それをスマホに送ってもらいます。
『雪、夜半土方殿へ星稜刀をお送り奉り申し上げる。これは五稜郭築城のおり作られしものしかして官軍の襲撃にあい』
そうして土方歳三の回想です。すると町田へ悪いがその刀をもらうわけには行かない。俺には兼定があると言います。
『土方殿は一人にてその場を収められ候』
しかしよくわかりませんでした。
そこに阿笠博士と少年探偵団が来ます。コナンは頼んだものを受け取ったようでした。そしてあゆみちゃんから駅で押してきてもらったスタンプラリーを見せられます。するとコナンは全てが繋がったようでした。
お宝の場所
和葉は平次から連絡があり函館山で待っててくれないかと言います。準備中だったので、和葉は髪を下ろしていました。
告白を阻止しようと伊織はスタングレネードを大量に持ってきていました。
五稜郭にカドクラを呼び出します。そこで、コナンと平次がきます。
ここで気球を飛ばした理由を教えます。気球の床のガラス張り、圭三郎本人が刀を持っていること、自ら望遠鏡で何かを見ていたことでした。
しかし刀は結局ありませんでした。しかしコナンには何か意味があるようでした。そこで博士と少年探偵団が気球で上に上がっていきます。コナンは高度が大事で、でも刀の代わりを見つけたと言います。ヒントは町田の日記。
最後屏風ごと人を切って血であとがついた。収蔵品に屏風が残っており型がとれた。刀は五稜郭を完成を記念して作られたもの鍔の形は五稜郭を正確に再現。そして、気球のガラスの床の真ん中に刀を突き立てた。そして刀は70cmほど、でも重要なのは鍔から目までの距離。星稜刀の目釘孔の周囲には人の目のような模様があった。
そこに鍔から目までの距離、五稜郭の位置が約指4本分になる高さまで気球を上げます。函館山でこの高さにあるものはたったひとつ。それは函館山でした。光彦がライトを照らすと函館山のある地点が照らされます。そこがお宝の場所でした。
函館山に来ていた和葉と蘭。光彦のライトが気になります。和葉が気になってあっちに行こうと言いますが、平次が来るならここで待っていようと蘭が止めます。
函館山へ
その後、カドクラは爆弾は解除しないと言います。しかしナチョという男がキッドであり、キッドがカドクラから起爆スイッチを奪います。カドクラは先に車で函館山に向かいます。
すると平次と沖田が木刀を持ってカドクラの部下たちをなぎ倒していきます。するとその中に明らかに強いヤツがいました。沖田がなんや強いやつがおったから連れてきたといいます。YAIBAに登場した鬼丸猛でした。
悪いやつが大勢いると聞いてやってきたと鬼丸が言います(CV津田健次郎)。そしてバッタバッタなぎ倒していきます。
するとコナンは気球の上からあゆみちゃんにスケボーをもらいます。
コナンが一人でスケボーで走り抜け、平次はここに沖田にここは任せると言います。
すると、平次は福城聖の下へ行きます。聖は小型飛行機で飛び立とうとしていました。
そして紅葉はヘリの下にコナンを見つけます。カドクラの部下たちの車に追われていました。そこで伊織に援護をさせます。スタングレネードが地上に落ち、コナンはカドクラの部下たちからすり抜けます。
山道の決戦
するとコナンはロープウェーの線にスケボーで乗ってとんでもないライドを見せます。
一方、聖は小型飛行機で飛び、宝の在処を見定めていました。平次は飛行機に捕まり、デカい火薬を積んでいることを発見します。平次は函館山で爆発したら和葉に影響があることを思います。
沖田たちがカドクラの部下を全員倒していました。久々におもろかったな五稜郭、ここにおるだけでなんや気合が入ったわと言います。すると鬼丸が『沖田ぁ!!!』帰るぞ……と言い、土方歳三と沖田総司の新選組の二人が過去にそうやり取りがあったような描写が映ります。
そこで、ロープウェーを登ったコナンは山道でボールを蹴ってカドクラを止めます。コナンはカドクラの部下に殺されそうになりますが、車で一緒に移動させられていた福城良衛が解放されてしまい、刀でカドクラの部下を斬ります。
福城良衛の十字の斬り跡から、コナンはやはりあなたが久垣澄人弁護士を殺害したんだねと言います。コナンはわざとやられたようなふりをして、刀の太刀筋を見るためにそうしたようでした。ちなみに居合をやっていることは、手の平のある場所が切れるとか。薬を飲んだ時にちらっと見えたといいます。
それにしても坊主一体なにものだと聞かれると江戸川コナン、探偵さと言います。
福城良衛
聖は親父の信念を継いだまでと言います。母親は医師として戦場へいき死んだ。子どもたちを守るために敵の爆撃で。兵器は人を滅ぼし、金は人を邪にさせると言います。母親を継ぐんじゃないのかと平次が言うも聖はもう忘れたよと言います。
病死した忠之は圭三郎の宝の処分を福城良衛に託した。東窪の情報を流したのは福城良衛。案の定それにつられてカドクラや斧江が出てきて、福城良衛の目的はそれらに宝の場所を探させるためでした。久垣弁護士を殺害したのは、息子を警察に匿うため。
カドクラが次に目をつけるのは、聖。だから息子に濡れ衣を着せて取り調べを受けるようにしたとか。鞘をすり替えて証拠を捏造。
雇い主を裏切り、カドクラに刀を売りつけようととしていた男は同情に値しないといい、その後、カドクラに刀を送りつけたとか。キッドを襲ったのも福城良衛。刀につけた発振器で。
コナンは車の運転をできることを看破します。忠之さんは足の怪我で杖を手放せなかった。車の運転ができなかった忠之さんの運転手がいた。それは福城良衛だったということでした。そこで結果は変わらない。宝は炎に焼かれて消えると言います。
お宝の正体
飛行機の上では、平次と聖が刀で戦っていました。すると平次が空中に投げ出されます。しかしキッドが空中で掴みます。しっかりしろ西の名探偵、あの山にはお前の大事な人がいるんだろうがと言います。これはキスの件は帳消しだと言います。そして、平次が再び飛行機へ戻されます。
そこで、聖を倒した平次。しかし飛行機の運転手がいなくなります。そこで平次が無理矢理に高度を上げようとしますが、海の上へと爆弾を落とします。すると大きな爆発が海の中で起こります。そのまま飛行機は墜落しました。セスナが山に突っ込んだ逃げろと言います。
墜落したものの、聖と平次はパラシュートで脱出していて無事でした。
カドクラは気を失った振りをしており、銃をコナン達に向けますが、その時、カドクラの中を撃たれます。そこにいたのは川添刑事でした。フッと怪しげに笑います。
その後、キッドとコナンと福城良衛が宝の場所に行きます。しかしそこにあったのは兵器ではありませんでした。昔の暗号機だと言います。大戦中に使われていた有名なもの。これは日本式に改良された試作機じゃないかと言います。そして周りに並んでいるのが暗号解読機、斧江圭三郎がいっていた宝の正体。
戦時中は色々な国の暗号を解読していたと思うが、敗戦で接収するのを隠したようだが、今じゃ使い物にならない。
福城良衛はこんなもののために、我々は〜!と泣き崩れます。
そこでコナンはお前は探してたものは見つかったのかと聞くと、キッドは見つけたよ。見つけたけど盗らなかったんだよな親父と言います。そこには、宝があった場所には盗一の手紙と思われるものが差し込んでありました。そこには「寝た子を起こすな」と書かれていました。これはすでに役割を終えたものを呼び起こすなという意味でしょう。
平次の告白
そして、その後西村警部の元に川添がやってきます。
休暇から戻ってみれば大騒ぎになっててびっくりしました。商店街の福引きで2泊3日のミステリーツアーに行っていて、ツアー中はスマホの電源を切っておくことになっていたとか。すると西村警部はじゃあずっと一緒にいた川添はいったい!?と言います。
函館山にはパラシュートで平次が降ってきます。蘭はそれを見てすごいよ服部くん、天から舞い降りた王子様みたいだと良い、ギャグのような顔で泣きます。
平次は聖を背負ってきましたが、蘭がみねうちをして気を失わせます。手当しなきゃと言って聖を連れていき、平次と和葉の二人きりにします。
そうして二人きりになった平次と和葉。上から見る夜景がめちゃめちゃ綺麗だと良い、和葉が上に連れていきます。
するとヘリで紅葉と伊織に。それは何と聞くとスタングレネードだと伊織が言います。すると突如風に揺られたせいでスタングレネードがちょうど平次たちのところに落ちてしまいます。
すると和葉があかんと言って平次を押し倒します。和葉は平次の耳を抑えていました。スタングレネードが爆発します。二人は大丈夫でした。
人には大概動機がある。人がその人を殺す動機、人がその夢を目指す動機。そして人を好きになる動機。でも俺は探偵なのに、その理由が説明できん。カッコ悪いけど、それくらい好きでたまらんのや。和葉、お前のことが――。と言います。告白の言葉は私達には聞こえませんでした。しかし和葉は涙を流します。
しかし和葉は何も言いませんでした。平次がなんとか言えというと、和葉はごめん平次、なんか言うた?さっきの爆発で何も聞こえない。眩しくて涙も止まらないし。と言います。平次は、ちゅうか聞いてへんかったんかーい!!と叫びます。
紅葉はなんかしらんけどけが人はおらへんみたいだし撤収やと言って去っていきます。
工藤家と黒羽家
場面は工藤有希子と工藤有希子。すると有希子はえ、兄さん?兄弟がいたの?といいます。優作は物心がつかない頃に両親が離婚してね。私は母に、父に連れていかれた双子の兄が……言わなかったな?と言います。
有希子は聞いたことない。今も会ってたりしたの?と聞くと、私は20年以上会ってないが、君は会ったことあるんじゃないかなと言います。
たまに贈り物をくれたりする。この前はマカデミー章のお祝いにと古い刀を送ってくれた。そうして刀が映し出されますが、それは北海道東照宮にあったはずの星稜刀でした。有希子は錆びついて手抜けないから背中をかくのにちょうどいいのよねと言います。優作はそれよりナイトバロンシリーズの最新作の感想を聞かせてくれないかと言います。
優作がしていたメールの名前にはT.Kと書かれていました。
場面は代わり、どこかのビルの上。優作とメールをしていた人物。それは川添刑事でした。川添は顔を剥ぎ取ります。するとそこから出てきたのはキッドの姿。モノクルに髭。黒羽盗一でした。フッと言います。
これで今回の映画は終わります。
2025年GWに長野県警の映画
すると映画の最後に雪の林が見えます。
諸伏高明『はやきこと、かぜのごとく、私が風を吹かせてご覧入れましょう』
毛利小五郎『はっくしゅん!』
大和敢助『風邪ひいてんじゃねえよ』
と会話がありました。
ということで次は長野県警が舞台となった冬に関係した映画になるようです。
100万ドルの五稜星の考察
まず今回いくつか考察要素がありました。
まずは、工藤優作と黒羽盗一が双子の兄弟であったことです。優作が私は20年会っていなが、有希子は会ったことがあると言いましたけど、この意味は「変装技術を黒羽盗一から学んだ」からです。
「工藤新一NYの事件」で有希子が「彼女と一緒にある有名な奇術師に教わった」と言っています。彼女とは女優シャロンことベルモットのことです。なので有希子とベルモットは変装がうまいんですね。
そして、北海道東照宮に収められていたはずの星稜刀ですが、これはと黒羽盗一が盗み、それを優作にプレゼントしたのでありませんでした。
さらには、斧江圭三郎のお宝ですが、コナンやキッドが見つける前に黒羽盗一の「寝た子を起こすな」という手紙が刺さってありました。つまり、このお宝の場所を最初から知っていたわけです。
ではこの時系列を考察します。
黒羽盗一=川添刑事でしたよね。コナンとキッドがお宝の場所に行く前、川添刑事はカドクラがコナン達に銃を向けていたので、それを銃で撃ちました。ではなぜ川添刑事は単独でここにいたのでしょうか?
これは、お宝を先に見に行っていたということに他なりません。なのであの場所にいたのでしょう。お宝を見て手紙を入れたあとにカドクラとコナンの場所にきて銃撃したのではないでしょうか。
しかし最初からキッドがこのお宝を探していたこともあり、もしかするとずっと前からこの場所を知っていた可能性もあります。しかしそれは宝の場所の見つけにくさからありえないかなと思ってはいます。でもキッドは手紙を見ても今生きているとは思っていませんでした。
なので、昔に黒羽盗一がこの場所にきたことがあるのではないかと思っているということになります。