『ブルーアーカイブ』は、スマートフォン向けRPGゲームで、2021年にサービスが開始され多くの人にプレイされている大人気のゲームです。その人気からアニメ化もされ、2024年4月7日より放送が開始しています。
登場キャラクターたちはキヴォトスという超巨大学園都市の女生徒たちで、全員にもれなく「ヘイロー」という天使の輪っかのようなものがあります。
今回は「ヘイロー」について、意味や元ネタ、意識がない時には消える、破壊爆弾などをネタバレも含めてご紹介していきます。
ヘイローとは?キヴォトスの女生徒のみある
ブルアカの考察動画見てたんだけどハルカのヘイローが茨の形をしてるのはバラ(=アル社長)を守りたいっていうのを表してるって知って尊死した pic.twitter.com/qX0ZqDz6H4
— Now@ (@Nowwwpf) August 24, 2021
まず初めに「ヘイロー」についてご紹介します。「ヘイロー」は、キヴォトスにある学園に通う女生徒たちのみ全員の頭の上に浮かんでいる天使の輪っかのようなものです。なぜ女生徒のみなのか、なぜ存在するのかはゲーム内でも分かっていません。
形や色はキャラクターによって様々です。キヴォトスには数千もの学園が存在していて、登場する女生徒たちも100人を超えていますので、その分だけ違うヘイローも存在するのです。形や色は、キャラクターの特徴や能力や役割、イメージされるカラーなどに寄せたものになっています。
輪っか型のものが多いですが、中には三角になっているものや、四角がいくつも重なっているようなものもあります。さらにシンプルなデザインのものから複雑な形、花を思わせるような形、機械的なものもあります。色も単色だけでなく、複数の色があったりグラデーションになっていたりします。
ちなみに、学園に通う生徒ではありませんが、キヴォトスの外の世界から来た「先生」が持っているタブレットの中に存在するアロナというキャラクターにもヘイローがあります。最もシンプルなただの輪っかで髪や服の色と同じ水色の単色です。
ヘイローの意味・元ネタ
ヘイローについてご紹介しましたが、詳しいことは公式でも明らかになっていませんので、意味や元ネタなどを考察などで調べてみました。
ヘイローという名前は、天使の輪っかの正式名称である「エンジェルヘイロー」から取ったものだと考えられます。キャラクターたちは神など神話の要素がモチーフになっていると思われるため、見た目的にも天使の輪っかという解釈で間違いないと思います。
続いてヘイローの元ネタについてです。原作のゲームではほとんど何も明かされていないため全て考察になりますが、キャラクターの特性や能力、使用する武器の特徴などが反映されているものが多いようです。
アニメでもメインとなるアドビス高等学校の生徒たちについて、シロコは「照準」、天空神・ホルスがモチーフであることが明らかになっているホシノは、ヘイローの見た目からも「ホルスの目」だと考えられています。
アヤネは支援が主な役割のようで、ドローンをよく使用しているため「ドローン」、セリカはラーメン屋でバイトしていて見た目的にも「コンロ」を連想させる形のヘイローです。
そのほかチョコレートハンバーガーを食べるイズミというキャラクターは、歯とハンバーガーを思わせる形であったり、冠がモチーフのキャラクターがいたりと分かりやすいものも多いです。
ヘイローは寝てると消える?意識を失っても消える?
アニメ1話ホシノちゃんズ3#ブルアカ
— あずももも『ヘッドショットTSロリ』書籍化@Skeb募集中🐾吸血猫姫VTuber (@AzumoMomo) April 10, 2024
いつも眠いのは、もしかして。意識の有無とヘイローの有無。いつか、昼間に眠くないホシノちゃんに…… pic.twitter.com/4GF2aAGtMq
女生徒たち全員にあり、どんな体勢であっても常に頭の上で浮遊しているヘイローですが、実は眠っていたり気絶したりして本人の意識がない時には消えています。
『ブルーアーカイブ』アニメ第1話で、自宅で眠っているシロコにはヘイローは出ていませんでした。目を覚ました瞬間に起動音のような音とともに出現したのです。また、ホシノはよく寝ているのが印象的ですが、寝ている時にはヘイローは描かれていません。
またゲーム内にて、寝ているキャラクターや気絶しているキャラクターの頭上にはヘイローは出ていません。ちなみにヘイローは物理的な存在ではないため触ることはできません。人間でいう影のようなもので、生存・存在を表すような重要な意味があるのだと思われます。
ヘイローは破壊すると死亡?肉体が死ねばヘイローも消える
ヘイローは命に関係する重要なもので、ヘイローが消失することは死を意味することにもなります。破壊されればキャラクターは死んでしまうことになりますが、ヘイローは物理的に存在しているわけではないため、直接攻撃することはできません。
ヘイロー自体に攻撃することに意味はありませんが、生徒たちの頑丈な肉体でも耐えられないほどの致命的なダメージを与える、または与え続けることにより破壊できるとされています。本人が死ぬとでヘイローは砕け散って消えてしまうようです。
異様な頑丈さを持っているいて、生徒たち物理攻撃では死ぬことはほぼないため死への意識は薄いように思われますが、「ヘイローが壊れる=死」という意識は持っているようです。ゲーム内ストーリーでは「死ぬかと思った」と同じ感覚で「ヘイローが砕けるかと思った」と発言しているキャラクターがいました。
ヘイロー破壊爆弾とは?先生にはなぜ効かない?
1枚目はハナコ?
— みなづKi (@minaduKi_193) January 22, 2023
2枚目アズサがヘイロー破壊爆弾でアツコ殺したパターンか?#ブルアカ pic.twitter.com/x5FsxsvOz0
ヘイローには物理攻撃は効かず、攻撃で破壊することはまずできません。しかしヘイローを破壊することができるという爆弾が存在するようです。
作成したのはゴルコンダという人物で、キヴォトスの外の世界にある謎の組織「ゲマテリア」の構成員です。ゴルコンダの何か特殊な能力で概念的存在のヘイローに干渉することができる兵器を開発したようですが、具体的にどのような原理になっているかは分かっていません。
ゲーム内ストーリーのエデン条約編にて、ヘイロー破棄爆弾が使用されます。サオリとアツコというキャラクターは爆発を喰らってしまいますが、命に別状はありませんでした。このことからか、作成者ゴルコンダは望んでいた結果は発揮できなかったため失敗作だとしています。
ちなみにヘイロー破壊爆弾は「先生」のようなヘイローを持たない者には全く効果がないようです。しかしヘイローが命の象徴である生徒たちにとっては脅威的な存在になり得ます。
まとめ
今回は「ヘイロー」について、意味や元ネタ、意識がない時には消える、破壊爆弾などをネタバレも含めてご紹介してきました。
天使の輪っかのような見た目で、可愛らしく神秘的なイメージを与えるヘイローですが、生徒たちの生命に関係しているかなり重要なものでした。ご紹介した「ヘイロー破壊爆弾」は失敗作だったようですが、本当に完成してしまったらと思うと生徒たちの身を案じてしまいます。
また生徒たちのヘイローには本当にいろんな形・色になっていますので、ぜひアニメて確かめてみてください!