アニメ2期が放送中の「無職転生」はなろう系原作の人気作品です。その中でも人気の高いキャラクターが、パウロ・グレイラットとなっています。
今回は、そんなパウロの死亡シーンについてご紹介していきます。気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。
転移迷宮の守護者マタナイトヒュドラ戦
パウロパパ😭❤️ pic.twitter.com/zvSMEZuG0h
— ゆぬ🐬マブラブと無職転生は一番だ! (@yunuchu_) June 4, 2024
「無職転生」のキャラクターの中でも特に重要な人物のひとりであるパウロ・グレイラットの最期は、転移迷宮の中での戦いで訪れます。パウロは囚われた妻のゼニスを救うため、息子のルディ(ルーデウス)たちと共に転移迷宮に挑みました。
転移迷宮の攻略は困難を極め、幾度となく危険な状況に見舞われながらもパウロのリーダーシップや仲間たちの協力によって少しずつ進展を見せていきます。しかし、転移迷宮の最深部で彼らを待ち受けていたのは恐ろしい魔物・マタナイトヒュドラでした。
マタナイトヒュドラは再生能力を持っており戦況は非常に厳しかったものの、パウロたちは力を合わせてマタナイトヒュドラを追い詰めていきます。
パウロの死亡とルディの左手欠損
パウロはマタナイトヒュドラとの戦闘中、ルディを守るために自らの命を犠牲にしました。9つの頭を持つマタナイトヒュドラはとても手強く、全ての頭が切り落とされたと思われた瞬間に最後の一撃がルディに向かって飛んできます。
パウロはとっさに息子を蹴り飛ばして代わりに攻撃を受け、その怪我が致命傷となって亡くなりました。その後ゼニスは無事救い出されましたが、父の死はルディにとって大きな衝撃となります。
自身も左腕を失う大ケガをしたルディはパウロの死を受け入れられず、深い悲しみに打ちひしがれました。このエピソードでは父子の絆と犠牲の重さが描かれており、物語の中でもルディにとってとても重要な転機となっています。
アニメ2期22話「親」放送日の6月16日はなんと父の日
#無職転生 16話
— カ (@Tomaru0704) October 31, 2021
ルディの見た世界、考え、感情を描くこの物語をここまで見てきた視聴者は、俯瞰してではなく、ルーデウスになってこの作品を見ているのだと思う。だからルディと同様にパウロに苛立ち、ルディと同様に後悔し、ルディと同様にパウロの心情を理解する。これが“人生”無職転生。 pic.twitter.com/bSP4G2AQ4C
パウロが亡くなるエピソードが描かれる2期22話の「親」は、2024年6月16日に放送される予定です。この日は父の日ということもあり、サブタイトルが「親」であることも相まってSNSなどではさまざまな声が囁かれていました。
「人の心とかないんか?(褒め言葉)」「よりによって父の日…」など、父と息子の感動の物語が父の日に放送されることの反響は大きいです。時には殴り合いの喧嘩をすることもあった2人の、別れの物語がこの日というのは感慨深いでしょう。
制作陣がこの日を狙ってアニメの制作を進めていたのかはたまた偶然か、父の日に放送されるパウロとルディのエピソードをぜひチェックしてみてください。
小説では失意のルディをロキシーが慰め帰還後に結婚
パウロが亡くなったショックで失意のどん底に落ち、廃人にまでなりかけていたルディを救ったのがロキシーです。この出来事以降ルディは彼女に対して特別な気持ちを感じるようになり、やがて2人の間には愛が芽生えました。
この気持ちの変化は2人の関係が大きく進むきっかけになり、転移迷宮での戦いを終えて帰還したのちロキシーはルディと結婚し第二夫人になります。この結婚は彼の第一夫人であるシルフィも受け入れており、ルディの一夫多妻生活が始まりました。
「無職転生」の物語の世界では一夫多妻制が認められており、のちにルディとロキシーの間には2人の子どもが生まれます。
まとめ
今回は、「無職転生」のパウロの死とその後のルディについてご紹介してきました。彼の死はルディにとって大きな絶望を与えましたが、その犠牲によって妻のゼニスが救われただけでなくルディ自身も多くを学んで成長しました。
パウロが遺したのは家族への無償の愛と仲間との絆、そして逆境に立ち向かっていく勇気です。波乱万丈の人生だったパウロですが、その最期は息子を守って命を散らすというカッコいいものでした。