アトリのマスターは夏生の母親詩菜でいじめ!主犯の暴行事件【アニメATRI -My Dear Moments-】

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2024年7月からアニメされる感動必須のゲーム、「ATRI -My Dear Moments-」

今回はアトリのマスターが夏生の母親だったということ、名前は詩菜でいじめを受けていたこと、主犯の暴行事件について見ていこうと思います。

目次

夏生の母親・八千草詩菜がアトリを所有した理由

主人公である夏生の母親は、八千草詩菜といいます。物語が始まった時点ですでに死んでしまっていますが、物語において重要な人物です。

アトリは祖母の残した倉庫からサルページされたため、海洋地質学者だった夏生の祖母(のん子)がアトリのマスターだったのだと考えられてきました。

しかし物語が続くにつれてアトリの過去が明らかになります。詩菜が9歳の頃にのん子から買い与えられたヒューマノイドがアトリでした。

詩菜は一緒に遊べるような友達がいなかったので、アトリは詩菜にとって友達以上の存在だったのです。アトリのマスターは詩菜でした。

夏生の母親・八千草詩菜はアトリに対して冷たかった

八千草詩菜とアトリは良い友達として、仲良しな日々を過ごしていました。しかし詩菜が、アトリに対して冷たかったときがありました。

それはアトリが人間に対して攻撃したときです。ロボット三原則の一つに「人を傷つけてはならない」という項目があり、これを破ってしまったのです。

詩菜はアトリの機能を停止します。怖くなった詩菜は、アトリに対して「バケモノ」という残酷な言葉をかけてしまうのです。

作られた存在であるアトリが禁忌を破ることは許されないことでした。致命的なエラーとして不良品になったアトリは処分されてしまいそうになります。

夏生の母親・八千草詩菜はいじめをうけアトリが主犯を暴行

なぜアトリが人を攻撃してしまったのか。それは詩菜を守るためでした。詩菜は、学校で担任教師も含めたいじめを受けていたのです。

壮絶ないじめに詩菜は一度逃げ出しますが、学校に行かなくてはいけなくなります。耐えかねて飛び込み自殺までしようとします。

アトリは詩菜がいじめを受けていることに気付いて、いじめの主犯を殺そうとするのです。感情がないはずのアトリがこの行動をとったのは、アトリに心がある証拠だと思います。

実際に処分が決まり施設に連れて行かれますが、アトリは他のロボットが処分されている様子を見て、怖くなって逃げ出しています。アトリは命令で動くのはなく、自分の意思がちゃんとありました。

夏生の母親・八千草詩菜と仲直りしたかったアトリ

施設を逃げ出したアトリは詩菜と仲直りしたいと考えて、その後ずっと詩菜を探していました。やっと詩菜を見つけたときは、詩菜は結婚して子供もいる状態でした。

詩菜の生活を脅かすわけにはいかないと考えたアトリは、接触せずに見守ろうと考えます。しかしそんな日常も長くは続きませんでした。

トンネルが崩壊する事故が起こり、詩菜の車も巻き込まれてしまったのです。この事故で夏生は右足を失い、詩菜は亡くなってしまいます。

詩菜は生きている間、小さかった夏生にいつか仲直りしたいのだと話していました。詩菜はアトリが詩菜のために動いてくれたことが分かっていたのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「ATRI -My Dear Moments-」に登場する詩菜とアトリの関係について見ていきました。

なかなか和解することができず悲しい結末を迎えますが、詩菜は死ぬ間際、アトリに夏生を守ることをお願いしていました。今の物語があるのは詩菜のおかげなのではないでしょうか。

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