多数欠 皇帝の正体は柳陽翔でなぜネタバレ!第3皇帝や結末は?

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TVアニメ『多数決』2024年7月2日より放送が開始されています。マンガアプリ「GANMA!」にて宮川大河により連載されているWEBコミックがアニメ化されました。

ある日突然、多数派が失われる「多数決」という過酷な生き残りゲームが始まります。「特権利」という特殊能力を得た少年少女が、首謀者「皇帝」を倒すために立ち向かっていくサバイバルストーリーです。

今回は『多数決』について、皇帝の正体やその理由、第3皇帝、結末などをネタバレを含めてご紹介していきます。

目次

多数欠の皇帝とは?

主人公・成田実篤(なりた さねあつ)はある日突然「多数決」という、1日に1回行われる質問に対して多数派が死亡する「多数決」というゲームに参加させられます。

ゲームの首謀者は「皇帝」と名乗る謎の人物であり、生き残った者たちに「特権」と「権利」(「特権利」)という特殊な力を与えました。それを駆使して「多数決」を生き残るよう頑張れと言い、生き残ったものには「皇帝」と面会する権利を与えると告げます。

原作漫画3巻で、皇帝は実篤と同じ高校に通っていた2年生・入賀煉(いるが れん)同じ収容所出身であることが明かされました。入賀や「皇帝」は「特権利」というこの世の物ではない力の実験を行う施設で実験体にされていたのです。そしてその実験における成功作が「皇帝」なのでした。

皇帝の正体は柳陽翔

「多数決」という過酷なゲームの首謀者である「皇帝」の正体は、柳陽翔(やなぎ はると)という12歳の男の子でした。

実篤たちは、収容所出身で「皇帝」を倒すという目的が同じである御堂(みどう)という男の協力で、「皇帝」のいる場所を知ることができました。

「皇帝」は皇居を潰して建てた「皇帝の塔」という場所にいたのです。それと同時に「皇帝」が12歳の子どもであることも知るのでした。

そして実篤たちは「皇帝」の居場所を知ったその日の夜、「皇帝」を倒すために動き出します。「皇帝の塔」へ向かい、仲間と協力して陽動で防御を崩すなどしてついに「皇帝」の元へ辿り着くのでした。

柳陽翔はなぜ皇帝になった?

陽翔は幼い頃に収容所に連れてこられ、他の収容所出身者たちと同様に非人道的な扱いを受けて身も心も傷つけられ命までもを弄ばれました。そんな中、陽翔が組織の求めていた力を手に入れることに成功した途端、祭り上げられチヤホヤされたのです。

人間ではなくただの道具のように扱われる中で陽翔は自分が人間ではないかのように感じます。欲にまみれ、利用しようとしてきた組織の人間を恨み皆殺しにしました。そして人間らしさを求めた結果、暴走し「皇帝」となり人間の命を弄ぶようなゲームを開催したのです。

初めは人間であることを証明するためだった行動が、「皇帝」となり時間が経つにつれ、「多数決」による支配感や「特権利」による全能感を感じ始めてしまいます。そして目的は人類の頂点に立つことへと変わってしまったのでした。

皇帝は他にもいる?結末はどうなる?

「皇帝」である柳陽翔は、実篤が考えた作戦により見事倒すことができました。陽翔は会話の中で「世界はひとつじゃない」と言い、人々の想いや欲望が渦巻く「意識の世界」があると話します。

そして「意識の世界」に集まる人間の欲望によって超人的な力「特権利」は生み出されているのでした。世界がひとつではないことは明かしていましたが、「皇帝」が他にもいるという内容は話していなかったので、「皇帝」は陽翔のみであるようです。

「皇帝」が死に、陽翔がライフラインを維持するために「特権利」の力で動かしていた死んだ人間たちも消えたため、人類の文明は途絶えてしまいます。

そこで残された者の中で「表示権」を持つ暴麟丸(ぼうりんまる)新たな皇帝となり、治安を維持していくことにするのでした。

まとめ

今回は『多数決』について、皇帝の正体やその理由、第3皇帝、結末などをネタバレを含めてご紹介してきました。

推理や頭脳戦の要素が多いですが、「特権利」という特殊能力を使ったバトルも見どころの作品です。特に主人公の実篤が頭のきれる人物で、頭脳で戦っていくところが爽快でもあります。

理不尽に巻き込まれた少年少女たちの絆やサバイバルをぜひアニメで見てみてくださいね。

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