よう実2年生編12巻の特典SSネタバレ!一之瀬・堀北・坂柳【ようこそ実力至上主義の教室へ/メロンブックス/とらのあな/ゲーマーズ】

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とんでもない展開になったよう実2年生編12巻。

今回は3つの特典SSについてネタバレしてご紹介します。





目次

一之瀬の特典SS

こちらはMF文庫Jの連動企画でのSSのようです。

時系列としては、12巻前で綾小路と待ち合わせ直前のようなシーンです。

綾小路くんには軽井沢さんという彼女がいる。人としてそれを受け入れて冷静に判断しなくてはいけない。

だから、心の中でデートを楽しむ。好きな人を待つ恋人のような気分を味わえる。

「清隆くん……」

誰もいないベンチで一人囁く。もし私たちが恋人だったら、お互いに下の名前で呼び合うだろう。綾小路くんも私のことを帆波と呼ぶはず。想像しただけでも心がときめく。

恋をしているという自覚すらなかった頃は自分がこんなに変わるとは思ってもいなかった。問題はいつまでこの片想いを抑えられるか。

遠くに彼が歩いて来るのを見つける。自分を見失わないように背筋を伸ばし、心を整える時間を作った。

「おはよう」

綾小路くんが挨拶をすると、私もそれに応える。


このあとの展開を考えると酷いですね。これでも一之瀬は綾小路に片想いを続けていられるのでしょうか。次巻が気になります。



坂柳の特典SS『波長』

坂柳のSSは綾小路と電話する時のことのようです。

どんな些細な事でも、綾小路くんが喋ってくれれば幸せな気分になれます。

「早い話が、退学を賭けて龍園との決闘に応じたそうですよ」
「はい、この知らせが綾小路くんに伝わるのは時間の問題だとは思いますが、誰から……構いません、今更聞くのはただの迷惑です」

綾小路くんがどんな情報を知っていても驚かない。彼が望む限り、彼は何でもできる。

「クラスAがプロテクトポイントを持っているという観点から見ると、これは平等な条件ではありません」
「確かにその通りですが、私が彼に負ける可能性はありません。龍園さんは墓穴を掘っているだけです」

どのような特殊な試験であっても、私の優位性は決して揺るぎません。この自信があるから、私はいつもと同じメンタルを維持することができます。

「私のことを心配して電話してるわけじゃないですよね?」
「心配する必要はあるか?」
「ただ静かに結果を待っていてください」

綾小路くんが心配してくれても構わない。私は心の中でそれを思い描いてきました。この学校で綾小路くんと再会したその時から、きっと全力で戦う日が来る。

お互いを慕い、全力でどちらが優れているかを見極める。その日が本当に近づいていることを感じます。しかし、それは今日考えることではありません。


このあとの展開。坂柳が退学という取り決めですけど、本当に退学するのか?そこが気になりますね。龍園もこの勝利に納得はしないでしょうからね。



堀北の特典SS『慣れ親しんだ日常』

二年前、私は兄を追ってこの学校に飛び込んだ。

その頃は友達を作ったり楽しんだりすることなど考えてはいなかった。自分の成績だけを追い求めるつもりだった。それなのに、最近は非生産的な櫛田さんや伊吹さんと過ごす時間が増えてきた。

まあ、あの二人を友達と数えていいのかはよくわからないけど。そして私も目の前の綾小路くんとたくさんの時間を過ごしてきた気がする。

今では、この見慣れた日常が私にとってなくてはならないものになったと、迷わず言えるだろう。少し恥ずかしいけど、自分が変わったことを誇りに思った。


そして堀北。綾小路に抱きしめられたりしたシーンもありましたけど、一番ヒロインとして近いポジションになったのではないでしょうか。しかし、綾小路は堀北クラスを離れる流れですよね。これからどうなってしまうのか気になります。



龍園の特典SS『本心』

残念ながら龍園の特典はわかりません。

どのような内容だったか気になりますけど、綾小路とカラオケで会う前の心情でしょうね。

まとめ

ということで今回はよう実2年生編12巻の特典SSについてご紹介しました。

特に坂柳と一之瀬の話がこのあとの答えを知っているときついですよね。



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