聲の形 石田将也のバツやタグ理由に落下死亡や生きてる?【ネタバレ】

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2016年に公開されたアニメ映画の「聲の形」は、今もなお根強い人気を誇っています。主人公の石田将也と聴覚障害を持つ転校生との出会いをきっかけに、翻弄されるキャラクターたちを描いた青春ストーリーです。

今回は、そんな「聲の形」の将也の死亡説や服のタグが出ている理由などについてご紹介していきます。気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

石田将也のバツとは?

「聲の形」では将也視点で見える人の顔にバツ印がついていることが多いですが、これは彼がその人との交流を避けたいことを意味しています。なぜ交流を避けたいのかというと、自分が楽になれるからです。

自分がいじめられる側になった将也は、中学校では孤立する立場になってしまいました。この経験から他人を信じられなくなった彼は次第に心を閉ざしていきますが、そんな状況でも親に心配をかけないために学校には行かなくてはなりません。

複雑な状況のなか学校で自分が楽にいられる方法を模索した結果が「顔にバツ印」です。相手の顔にバツ印をつけることで無駄に気遣う必要性をなくし、気持ちを楽にして学校生活で受けるストレスを少しでも減らそうとしていました。

石田将也の服のタグが出てる理由

将也が着ている服の首の後ろに付いているタグがいつも出ているのですが、映画を見ていて気になった方は多いでしょう。このタグには何か意味があるのだろうかという疑問の答えは、2016年発売の公式ファンブックに記載されていました。

原作の大今良時先生によると、このタグは自分のことを知ろうとせず理解が及んでいないことの表れとのことでした。ファンブックにはこのように映画を見ただけでは分からないことも解説されているので、映画と合わせてファンブックをチェックするのもおすすめです。

ファンブックを読んでみるとあのシーンのこれにはこういう意味があったんだ、ということがたくさん書かれているのでおもしろいでしょう。

石田将也の落下

自殺を図った硝子を庇った将也が川に転落してしまうシーンがあります。川とはいえその衝撃は決して小さなものではなく出血している将也を川から助けたのは、島田一旗(しまだかずき)と広瀬啓祐(ひろせけいすけ)の2人です。

硝子の回想シーンでは、駆け付けたパトカーの前でずぶ濡れになっている2人が映し出されていました。もともと島田と広瀬は将也とも仲がよく硝子へのいじめにも加担していたものの、彼女へのいじめが発覚してからは逆に将也をいじめるようになり疎遠になります。

そんな2人は花火大会で偶然見かけた硝子の後を興味本位でついてきたところ、彼女の自殺未遂と将也の転落現場に遭遇しました。たとえ疎遠になっていたとしても仲のよかった友人が川に転落する現場を目の当たりにした2人はとっさに助けに入ったのでしょう。

石田将也の死亡や生きてる?

原作勢の間では先述の自殺未遂の件があって将也の死亡説というものが多く囁かれていましたが、これは誤解で彼は物語の最後まで無事に生きています。自殺を図らすとした硝子を庇って川に転落し重傷を負ったシーンはとても緊迫したもので、多くの原作ファンに強烈な印象を与えました。

そのため、一部のファンの間では彼がこの件で亡くなってしまったのではないかという誤解が広まって、SNSなどで物議を醸した過去があります。そんなファンの邪推とは裏腹に物語はその後も続き、昏睡状態から目覚めた将也はリハビリ期間を経て無事に復帰しました。

この一件は彼の成長と再生を象徴するとても重要な局面です。また、将也が生きて新しい人生を歩んでいく姿が描かれていて、彼が生きていることは物語の重要なテーマと言えるでしょう。

まとめ

今回は、「聲の形」の石田将也の死亡説や他人の顔にバツ印をつける理由などをご紹介してきました。言葉だけでは表せないさまざまな秘密や演出が隠されている「聲の形」は、見れば見るほど深みが増してくるでしょう。

まだ見たことがない方もすでに見たことがある方も、映画だけでなく原作やファンブックを読むことで新しい発見につながるはずです。気になった方はぜひチェックしてみてください。

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