聲の形 川井みきはクズ最後に嫌い性格!嫌われてる理由にいじめられる?【ネタバレ】

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映画版が2016年9月17日に公開され、多くの話題を呼んだ「聲の形 」

ネットでは登場人物のひとり、川井みきがクズだと言われているのが有名ですよね。作品は見たことがなくても、名前は知っているという人もいるのではないでしょうか。

今回は、「聲の形 」の川井みきについて性格や嫌われてる理由に、最後にいじめられるのかを見ていきましょう!

目次

川井みきはクズで嫌い

作品を見た人の中には、川井みきがクズで嫌いだという感想を持つ人も少なくありません。川井みきは石田や西宮の小学生時代のクラスメイトです。学級委員長を務めており、クラスでも人気の存在です。

耳の聞こえない西宮に対して、クラスではいじめが行われていました。いじめの主犯格だった石田や加担していた植野、いじめを見て見ぬ振りをしていた教師の竹内など、この作品には性格がいいとは決して言えないキャラクターが数多く存在します

しかしそんな中でも、読者から一番嫌われていると言えるのが、川井みきなのです。「川井みき」と検索すると「クズ」と出てきてしまいますし、アニメ三大クズとして『School Days』の伊藤誠の次に名前も上がってしまうというくらいには嫌われています。

川井みきの最後は?

川井みきは小学生時代、メガネに三つ編みというまさしく優等生という見た目をしていますが、高校生になると髪を下ろし、メガネからコンタクトに変えています。

自分が可愛いことを自覚しており、クラスメイトの真柴のことが好きで積極的にアプローチをとっています。ちなみに高校でも学級委員長をしています。

川井みきの大きな変化は見た目くらいで、クズだと言われる中身はあまり変化していません。他のキャラクターは作品を通して考え方が変わったり、反省したりしていますが、川井みきは自身の行いを悪いとは思っていないので、大きな変化はないように感じます。

進路については、真柴と同じ大学に進学するようです。それが自分のやりたいことなのだと話していました。真柴は川井みきのことを好きではないと思うので、その後どうなったのか気になるところですね。

最後は髪とメガネを元に戻していました。川井みきなりに思うところがあったのかもしれません。

川井みきの性格

さんざんクズだと言われている川井みきの性格を見ていきましょう。彼女を一言で言い表すなら「自己愛が強い」ことだと思います。

何か都合が悪いことが起こると自分の身を守るために保身に走ります。強い立場の者に同調して、すぐに意見を変えたりしますが、それを間違ったことだとは思っていません。

視聴者の目線で考えると川井みきの性格は本当にクズなのですが、川井みきに自覚はなく、他の視点で見てみると周りに分け隔てなく接し、周囲のサポートを積極的に行う優しい女の子なのです。

石田は川井みきの性格を「自分のことが可愛いだけなんだ」と評しています。川井みきが信じる行動の全てが偽善であり、自分のことが何よりも可愛くて大事にしている性格なのだと考えられます。

川井みきが嫌われてる理由

川井みきが嫌われてる理由は、都合がいいからでしょう。そしてそのことに罪悪感を全く抱いていないため、他のキャラクターのように葛藤も反省もしないからだと思います。

小学生時代、西宮をいじめるムーブに川井みきも乗っているように見えました。音楽の歌のシーンでは、歌っていないところでわざと口を開けて西宮に恥をかかせているような描写もありました。

しかし、のちに西宮をいじめた責任問題が発生したときには「私はずっとやめよって言ってたのに!」と言っており、しかも言われのない罪を着せられそうになったと、あくまでも被害者のような考えをしています。

漫画版ではみんなで映画を制作することになり、川井みきがシナリオを担当しますが、「わざとらしい口調で中身がないのにそれっぽさだけ抽出していて心底気持ち悪い」と酷評を受けました。この評価に川井みきが嫌われる理由が詰まっていると思います。

川井みきがいじめられる?

漫画の6巻第48話で川井みきが周囲の人に悪く言われる様子が描かれています。川井みきはいじめられたと認識していますが、川井みきが一方的に悪いというわけではない印象を受けました。

石田が西宮をかばってマンションから落ち、意識不明の状態で入院しているときに、川井みきはクラスメイトに千羽鶴を作ろうと提案します。

それに対して「仕切屋」や「まじ気持ちワルイ」と言われているメッセージを盗み見てしまいます。川井みきは真柴と仲良くしているから嫉妬されているかもしれないと悲劇のヒロインのような考えをしていました。

西宮や佐原の気持ちが分かったと感じていますが、おそらく大して分かってないのだろうと思います。その後西宮を励ましますが、抱きついて話しているため、口元を見ながら理解する西宮に言っていることは伝わりません。勝手な思い込みで行動している感がどうしてもあるシーンでした。

石田は千羽鶴に感謝をしますが、川井みきは渡す際に「声かけたんだけど半分も集まらなかった」とわざわざ言わなくていいのでは?ということまで言っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「聲の形 」の川井みきについて見ていきました。

作品の中で1番モヤモヤする動きをしているのが川井みきだと思います。物語に出てくるキャラクターは皆クセのあるキャラクターばかりですが、川井みきにはなんとも言えない偽善者感があり、どうしても苦手です。

しかし川井みきの存在が「聲の形 」をより面白くしていることは間違いないので、ぜひ作品を見て考えるきっかけにしてほしいと思います。

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