登場人物の葛藤や人間関係がリアルに描かれ、話題を呼んだ「聲の形」。2016年に映画も公開されました。
今回は川井みきが死亡したのか、ざまぁ展開に口パクとその後何した?心底気持ち悪いと言われたことについてネタバレありで見ていこうと思います。
川井みきは死亡する?
この映画おすすめです。
— しろごまの日常 (@S_Shilogoma) June 30, 2024
【聲の形】
川井 みき というキャラに気をつけてください。 pic.twitter.com/AdBJPTRYye
川井みきは死亡するのかという噂がありますが、結論から言うと川井みきは死なずに生きています。作中の中でも生死を彷徨っていたのは石田ですし、自殺しようとしていたのは西宮で、川井みきにそのような要素は全くありません。
ではなぜ川井みき死亡説が出ているのでしょう。正しいことは分かりませんが、川井みきをカタカナにした「カワイミキ」が推しの子に登場する「カミキヒカル」と一見似ているからかもしれません。
カミキヒカルは死亡説が有効で、ネットでも多くの議論を呼んでいます。かわいみき死亡シーンと検索するとカミキヒカルの情報が出てきたので、勘違いからそのような説が出たのでしょう。
それか川井みきはアニメ三大クズと言われるほど、ネット界では嫌われているので、ネット民の願望なのかもしれません。なぜそのような説があるのかは色々考えられますが、川井みきが死なずに生きていることは間違いないです。
川井みきのざまぁ展開とは
川井みきのざまぁ展開とは、その名の通り川井みきが可哀想な目に合う展開のことですが、残念ながら物語の中でそのような展開はありません。
漫画版ではクラスメイトから、川井みきの偽善者ぶりに「気持ちワルイ」と裏で悪口を言われていたりしますが、ざまぁ展開と言うには少し弱い気がします。
基本的な川井みきのスタイルとして、自己愛が強く、自分が間違っているとは1ミリも疑っていません。そのため自分の行動を反省することもなく物語が進みます。
「聲の形」という作品の中で、1番変化がなく成長しないキャラクターが川井みきです。ざまぁ展開もなければ嬉しい展開もあまりない、ある意味とてもリアルなキャラクターです。
川井みきの口パクが酷い!合唱練習での口パク
川井みきとは、石田が受け入れるべき課題の一人である。未完成の千羽鶴を渡すという物語の終盤でさえ川井みきは我々が嫌悪する対象であり続けたわけだが、石田は見事に克服した。川井みきは「参加率」だけは高いのである。石田を土壇場で救出した島田との決定的な違いである。#聲の形 #川井みき pic.twitter.com/HTIP3lCpWD
— オクターヴ (@TreeTre93040406) August 27, 2018
川井みきの口パクが酷いと言われています。小学生時代の合唱練習での出来事です。
まだ歌うべきではないタイミングで、川井みきが息を吸う動作をします。西宮は耳が聞こえないため、前奏の音が聞こえていません。周りの人の動きに合わせるしかない西宮は、川井みきの動きにつられて間違ったタイミングで歌い出してしまいます。
完全に川井みきのせいなのですが、その後西宮に「私が教えてあげるね」と言って周りに自分の好感度を上げていました。その行動が卑怯に見えて、読者から嫌われているのでしょう。
川井みきに自分がいじめをしていた自覚は全くないので、もしかしたら前奏に合わせてただただ首を振って息を吸ったのかもしれません。
それでも自分の行動で西宮が勘違いをしてしまったのかもしれないと考える思考力があれば、謝るなどの行動もできたと思うので、無自覚だとしても川井みきの好感度が下がるエピソードでした。
川井みきのその後
川井みきは、石田らと同じ高校に進学します。学級委員長をしており、相変わらず優等生で通っています。性格は小学生時代から大して変わっていません。
その後大学に進学します。高校時代のクラスメイトで川井みきが好意を持っている男の子、真柴と同じ杭瀬大学に行くことにしたようです。
真柴は石田らとは違う小学校だったので、石田たちが行っていたいじめを知りませんでした。それでもいじめが許せないと言う話を石田にしたり、周りの人が勝手だという架空の話(おそらく真柴の実話)を川井みきにしたりしています。
真柴は全部分かっていてそのような話をしてきたのでしょう。川井みきがどのような人間であるかも十分分かっており、川井みきからの好意も知っています。
真柴は川井みきのことを恋愛として好きではないのに、その気持ちを伝えない性格の悪さがあります。その後ふたりがどうなっていったのか気になりますね。もしかしたら川井みきのざまぁ展開があるかもしれません。
川井みきは何した?心底気持ち悪い
【川井みき】
— しのぱん (@shinopan530) May 10, 2020
ナチュラルボーンクズ。まじ嫌いほんとこういう奴嫌い。笑 『みんな仲良く』とかいじめも同調してたくせに『私はやってない!ドン』とか綺麗な真っ直ぐな瞳で言えちゃう。教師や親へのチクりも躊躇がない。(だって悪い事したじゃん的な)朝ドラ主人公系学級委員て感じのウザさ。嫌い。 pic.twitter.com/rESGOIXcrJ
川井みきは石田から、心底気持ち悪いと言われています。石田は真柴からいじめの話をされて、自分の小学生時代のいじめがバレているかもしれないと考え、川井みきに確認をとります。
川井みきは自分が「言いふらしている」と言われているのかと思い、クラスの前で盛大にバラし、自分はやめようと言っていた、などど被害者面をします。
川井みきは周りから見ればいじめに関わっているのですが、自分ではそんなこと思っていないので、植野から「私達が石田を責める権利はない」と言われても自分はそうではないと反論します。
橋の上で喧嘩になますが、石田はそれを見てみんなを批判します。川井みきには「心の底からあんたを気持ち悪いと思う」と言う評価を下しました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は「聲の形」に登場する川井みきについて見ていきました。賛否両論あるキャラクターですが、それこそが作者の方の狙いなのかもしれません。
自分の身を守るために行動してしまうのは、人間誰しもあることだと思います。そんなリアルな登場人物なので、物語の中で重要な役割を果たしてくれていたのではないでしょうか。