前回の400話が週刊少年ジャンプに掲載されてから1年9ヶ月の休載期間を経て、ようやく「ハンターハンター」最新話が掲載されました。前回までのエピソードはコミックスの38巻に収録されており、幻影旅団の3人組がシャアやシュウと協力関係を結んでエイを潰しにかかるというストーリーでした。
今回は、最新の401話で言及された詛贄者やビヨンドの子供についてご紹介していきます。気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。
詛贄者とは?
先月買ったばかりのハンターハンターの新刊まで半額(50%ポイント還元)になってるのは少し「ぐぬぬ…」となるけど、、いいんだ…ハンタは紙版で買ってるし、もっと多くの人に読んでもらいたいから…😢笑
— .Log【ワンピース考察】 (@manganouA) October 9, 2024
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ビヨンドネテロは、自分の子どもたちにある呪いをかけていました。その呪いの正体は子供たちの死後に発動する強力な念で、対象者を呪い殺すことができるそうです。
呪いをかけられた子どもたちはその副作用で生まれたときから念能力に覚醒していました。このように、ビヨンドの呪いは自分の子どもを単なる兵器としてしか思っていないような非人道的なものです。
この呪いがかけられたビヨンドの子どもたちを詛贄者(ソエモノ)と言います。初めのうちは念能力を使ったバトルが中心でしたが、ここに来て「呪い」という新しい要素が追加されました。
先日最終回を迎えた「呪術廻戦」のカミーラ私設兵と同じような状況なので、SNSなどでは「呪術廻戦が終わったと思ったら呪術廻戦が始まった」と話題になっています。
ビヨンドの子供について
ビヨンドの子どもたちは二種類おり、先ほど説明した詛贄者と王子です。詛贄者の子どもたちは先述の通り生まれたときからビヨンドに呪いをかけられていて、呪いの副作用によって生まれたときから念能力を使うことができます。
対象者を呪い殺せる念が発動するトリガーは、彼らが死を迎えることです。また、王子の中に存在するビヨンドの子どもは、真意は不明なものの王位継承戦でビヨンドの血筋を勝たせるために産ませたと思われます。
王子には呪いはかけられていないため生まれつきの念能力は持たず、現在も使えないか最近使えるようになった人物が当てはまるでしょう。さらに、詛贄者は他の13人の王子を殺して自分の子どもを勝たせるため10人以上存在すると予想できます。
王子を呪殺するための呪の印
冨樫先生の描く
— ミヤモト@考察ハンター (@mangablog2) September 30, 2024
若干反ってる感じの立ち方めっちゃ好き。
角度的にはジンがドンピシャ。 pic.twitter.com/ocnlo5QPSx
詛贄者の当事者であるビヨンドチルドレンのロンギは、「自分たちを使い捨ての駒にして誰かを殺させるつもりだ」と言っていました。実際、ロンギたちにかけられた呪いは死後に発動する強い呪いということしか分かっていません。
彼女が頼った高名な念能力者の「誰を狙っているのかは分からないが確実に呪殺するための呪い」という情報は信じていいでしょう。ですが、「王子を狙う」や「第一王子ではないが王子ではあるはず」といった情報はあいまいなものです。
つまり、ビヨンドの実子である王子のために他の王子を呪殺する目的でロンギたちが準備された、というストーリーはあくまでもロンギの判断となっています。もしこの説が事実であったなら、ビヨンドに親になる資格はないと言えるでしょう。
強い詛贄者と弱い詛贄者
詛贄者の中でもロンギのように成績優秀で王子の私設兵となった者を強い詛贄者、そうでない者を弱い詛贄者と呼んでいます。彼女のように自分の死と引き換えに他者を呪殺する強い詛贄者に対して、「選定から漏れた弱い詛贄者」がどんな性質を持っているのかは気になるところです。
弱い詛贄者であっても生まれたときから念能力が使えれば、詛贄者としては弱いとしても後の継承戦では十分な脅威になるでしょう。強い・弱いの違いが「死後に他者を呪殺する」か否かだけなら、術者にとってはデメリットが無い分弱い詛贄者の方が優秀と言えるかもしれません。
詛贄者自身には基本的に自分の素性や「呪詛」については認識がないようなので、側近の中に「生まれつき念能力が使える者」がいるだけであれば王子にとって彼らは戦力的にはプラスに働くことも十分考えられます。
まとめ
今回は、「ハンターハンター」401話の出来事についてご紹介してきました。前回の連載終了時に「週刊ではない形で連載」という発表があったため、隔週や月1のペースで掲載されると思われた方は多いでしょう。
ですが、最終ページの煽り文から402話はとりあえず次号に掲載されそうです。「ハンターハンター」は休載期間が長いことがざらなので間が空きすぎるとこれまでのストーリーを忘れそうになりますが、続きが気になる方はぜひ次号のジャンプをチェックしてみてください。