リゼロ プリシラの陽剣ヴォラキアの能力効果と正体強さ!斬りたいモノを切る魔剣【リゼロ3期】

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リゼロ3期アニメが始まったということですが、1話の水の羽衣亭でプリシラがハインケルを殺そうとした時に取り出した剣。アルが『陽剣』と言っていました。鞘もないのにいきなり出していましたね。

そこでこれが何なのか知りたい方の為にネタバレしてご紹介します。3期アニメの中でもこの後また出てくる陽剣ですが先んじてご紹介します。



目次

リゼロ世界の10本の魔剣

リゼロ世界には10本の魔剣があると言われています。
以下が10本の剣です。

『龍剣』レイド (ラインハルト所持)
『陽剣』ヴォラキア (プリシラ所持)
『夢剣』マサユメ (ヴォラキア帝国のセシルス所持)
『邪剣』ムラサメ (ヴォラキア帝国のセシルス所持)
『命剣』ゼアム (アプリゲーリゼロスで登場)
『呪剣』
『愛剣』
『霊剣』
『影剣』
『疫剣』

ただ、名前が判明して登場しているのはまだ半分です。

また、魔剣は意思を持っているかのような描写がいくつかあり、龍剣レイドも初代剣聖レイドの名前になっており、龍剣が認めた相手しか抜けないこととなっています。

ラインハルトの龍剣が抜かれたのはこれまでに二度です。(確か)ヴォラキア帝国でNo.1の実力を持つセシルス、そしてパックです。

パックの場合はエミリアが死んで終焉の獣となり世界を滅ぼそうとした時にラインハルトがやってきて、剣を抜きましたよね。これは2期アニメのありうべの試練で見たかと思います。


命剣ゼアム

せっかくなので『命剣』ゼアムも紹介しますが、アプリゲームのリゼロスでスバルがペテルギウスに復讐するIFルートである『アガナウルート』で登場した魔剣です。本編には出てきていません。

このルートでは20年後のスバルが描かれ、スバルがアルの服装をしていたり、エルザ・フェリス・ベア子と一緒に行動しているというとんでもないルートです。

『命剣』ゼアムは『精霊殺し』と言われている剣で、ペテルギウスは邪精霊なので殺すことができました。命剣はマナを流すことで精霊を殺す剣となり、スバルですら扱える剣となっていました。

ちなみにプリシラは陽剣なしでスバルに憑依したペテルギウスだけを燃やしていました。なぜこれができたのかはわかりません。


『陽剣』ヴォラキア

そして先程の説明でも勘の良い人はわかったかと思いますが、プリシラが持つ魔剣は『陽剣』ヴォラキアと言って、南にある国ヴォラキア帝国の名前がついている剣なんです。

プリシラの出生に関わる、というのはここです。
実はプリシラ、ヴォラキア帝国の生まれで、先代皇帝の娘だったんです。本名はプリスカ・ベネディクトです。

そしてこの『陽剣』ヴォラキアは皇帝の血族にしか扱えず、出現しないものとなっています。
なので、『陽剣』を出せること自体皇帝の血族だと示している証拠なんです。

魔剣であるからこそ、通常の剣とは違い、鞘などがないんですね。


プリシラはヴォラキア皇帝の血族

ではなぜプリシラはルグニカに来たのでしょうか。

まず、ヴォラキアとは完全に力が全ての国であり、次の皇帝を決めるために『選帝の儀』というものが行われます。

それは、皇帝の子供である兄弟姉妹が殺し合い、辞退したり戦ったりして最後の一人になるまで戦いが行われるものです。

そして『陽剣』ヴォラキアは兄弟姉妹全員が呼び出せますが、剣に皇帝になる資格がないとされるとその場で燃やされます。なので『陽剣』は複数の所持者が存在することになります。

その後、最終的に現皇帝である、ヴィンセント・ヴォラキアが勝利します。が、ヴィンセントはプリシラを大切に想っていたため、殺さずに別人として生きる道を示しました。

その結果、プリスカからプリシラと名前を変え、生きているとバレると殺されるので、その後にルグニカに来たんですね。

通常なら選帝の儀によって最後に残る一人だけが『陽剣』が使えるはずが、プリシラが生きていることにより二人が使える状態となっていました。

この後の話に繋がりますが、プリシラは王戦なんていう目立つものに参加しだしたので、後でヴォラキア帝国の刺客から狙われます。『選帝の儀』が終わっていない、という理由で。

しかし、これも色々と複雑な事情が絡み合い、ただプリシラを殺したいだけで刺客が送られるという理由ではなかったんですね。

一つだけ言うと、プリシラをヴォラキア帝国に呼び寄せる為にそう仕向けた、という意味もはらんでいます。


『陽剣』ヴォラキアの能力

では、『陽剣』ヴォラキアとはどんなものなのか。

小説では、初代皇帝の焔という表現をされていました。なので『龍剣』レイドが人を選ぶように『陽剣』ヴォラキアも初代皇帝の焔が宿った剣と考えられます。

そして名前の通り、炎をイメージさせる赤い剣です。よく小説で表現されている言葉が『焼きたいモノを焼き、斬りたいモノを斬る』になります。

なので、所持している本人が、選んで対象を焼いたり斬ったりできる剣なんですね。

例えば、斬りたい相手の前に人がいたとします。しかし、通常ならその前にいる人物まで斬ってしまいますよね。しかし『陽剣』は、対象を指定すれば、後ろの人だけを斬るということができるんです。

なので、相手が人質をとっていた場合、人質ごと斬ったとしても、犯人だけを斬ることができる使い勝手の良い剣なんです。さらには炎も出せるので、二重に意味のある攻撃ができます。


『陽剣』ヴォラキアの制限

ただ、『陽剣』にも制限があります。

それは太陽が登っている時間。日中しか効果が発揮できないということです。

なので夜は使えないということですね。いや、使えるかもしれませんけど、普通の剣に成り果てるんだと思います。

プリシラも『陽剣』を出している時にこれから『日照が終わり、日輪が陰ったか』という言葉を使います。それは、太陽が沈んだという意味だと思ってください。

ちなみに外でしか使えないということではなく、屋内でも太陽が空に出ていれば使えるといった認識です。実際に屋内で使った描写はいくつもあるので。


まとめ

ということで今回はプリシラが持つ『陽剣』ヴォラキアについてご紹介しました。

アニメの先の話では、ヴォラキア帝国が関わってくる話があります。プリシラのメイン回もそこになります。

ともかく『陽剣』ヴォラキアはプリシラに皇帝になる資格があると認めたので持てたということになります。
器としては、王の器ということですね。

ちなみに、ルグニカでは何もしていないように見えるプリシラですが、バーリエル領では太陽姫と呼ばれてめちゃめちゃ活躍しています。

これも短編集でしか語られていませんが、村を活気づけたり領民からは素晴らしい領主として見られています。


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