ダンまち ヘルンの正体本名はシルでフレイヤに変身!ベルへの殺意に変神魔法ヴァナ・セイズ【アニメ5期】

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ヘルンはフレイヤ・ファミリアでフレイヤの侍従頭をしており、名のなき女神の遣い(ネームレス)と呼ばれる謎の多い人物です。16巻ではヘルンとフレイヤの出会いについても描かれていました。

そこで今回はヘルンの正体と本名、変神魔法ヴァナ・セイズについて書いていきます。



目次

ヘルンの本名はシル・フローヴァでフレイヤに拾われる

ヘルンとフレイヤの出会いについては16巻の断章「Syrの始まり」でかかれています。

ヘルンはもともと貧民街にいた少女です。雪が降っていてもう生きるのを止めようとした時に「大丈夫?」と声をかけられます。その声に顔をあげると自分とは正反対で美しくて温かい存在を目の当たりにして、ヘルンは一つの思いが出てきました。

フレイヤと取引をし、この時にヘルンの本当の名前は「シル・フローヴァ」であると分かりました。そしてフレイヤに拾われ、侍従頭となりフレイヤ・ファミリアの中でオッタル以外に彼女の傍に立てる人物となったのです。


フレイヤがシルの名前をもらいシルの名をフレイヤに渡す

ヘルンはフレイヤに「何か望むものはある?」と問われます。ヘルンの胸の中に渇望がうまれ「わたしは、あなたになりたいです」と言います。

驚いたフレイヤですが今までそんなこと言う子はいなかったと声をあげて笑ってしまいます。そして突拍子もないことを言った目の前の少女に興味を示し、「名前をあげる。代わりに貴方の名を私にちょうだい」と言いました。

少女はこの凍えた街や孤独と闇から解放されるためならと思い、フレイヤの提案に躊躇いなく名前を譲ることにします。こうしてフレイヤは少女に自身の異名であるヘルンと名付け、代わりに少女の本名シルを貰いました


変神魔法ヴァナ・セイズでフレイヤに変身できる

フレイヤからヘルンという名をもらったことで変神魔法「ヴァナ・セイズ」を授かりました。

この魔法はフレイヤの神の力を除く全てを模倣することができ、この能力でフレイヤが豊穣の女主人でシルとして働いている時はヘルンがこの魔法でフレイヤの代役をしていました。

一見するとソーマ・ファミリアのリリルカが使う変身魔法と似ていますが、決定的な違うところがあったのです。ヴァナ・セイズは神の力を除きフレイヤと五感を共有し、思いも一方的に受信してしまうという点があります。

このことが原因でヘルンはベルへの気持ちが複雑になっていき女神祭ではベルに対して様々な行動を起こすようになってしまったのです。


ヘルンが豊穣の宴の二日目でシルになりベルに接近

ヘルンはフレイヤに「私も「彼」を好いてしまった」と告げます。そして豊穣の宴の中の一日を分けて欲しいと交渉をします。

  • 嘘が見破られた時、負けを認めること
  • 嘘が見破られた時点で、ベルに何もしてはならない
  • ベルの前に、貴方は二度と姿を現してはいけない

するとフレイヤは上記のような条件を出しヘルンの交渉を呑むことにしました。ヘルンは自らの望みを叶えるために動き始めたのです。

交渉の通り、一日目はフレイヤがシルとして二日目はヘルンがシルとなりベルに接近します。裏通りの奥まった場所でヘルンがベルにキスをしようとしたところでヘグニがヘルンに向かって攻撃したのです。一方でベルも二日目にシルを見つけた時に一瞬漏らした「殺意」から、自分の知っているシルではないと感じ取っていました。


ヘルンのベルへの殺意

ヘルンはフレイヤの感情をそのまま受信してしまうことで崇拝を超えて狂信のような思いを抱いていました。そしてフレイヤがベルへ抱いている気持ちも知っているのですが、ヘルンにとってはベルのせいで女神が女神でなくなりだたの「小娘」に成り下がってしまうことが受け入れられられず殺意を持つようになりました。

フレイヤ・ファミリアの中にはヘルンと同様にベルに対して嫌悪を抱いていた者はいましたが、女神の所有物ということもあり手を出そうとする意志は無かったのです。そのため業を煮やしたヘルンがフレイヤの怒りを買うことやファミリアのメンバーに殺される可能性も承知した上で暗殺計画を企てました。

しかし、17巻ではベルへあらゆる罵詈雑言を言いつつもこんなにも、愛おしいと本当に愛してしまったことを吐露しヘルンがベルに抱いていた本当の気持ちは愛憎だったのです。


まとめ

ヘルンの正体と本名、変神魔法ヴァナ・セイズについてまとめてきました。

ヘルンは豊穣編では重要な人物の一人でもあります。作中ではフレイヤに最も近いところにいるがゆえに複雑な心境をベルに抱えていますが、徐々に変化していくのでそちらにも注目してみてくださいね。



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