「ダンダダン」は「少年ジャンプ+」で連載され、2024年10月からはアニメも放送されています。そんな「ダンダダン」に登場するアクサラことアクロバティックさらさらの過去が悲しすぎると話題になりました。
今回は、アクサラの過去や彼女の娘についてご紹介していきます。気になる方はぜひ最後までチェックしてみてください。
アクサラの娘子供はその後どうなった?
ダンダダン 7話
— 柊(ひいらぎ)🐬🩸 (@hi_ragi_1944) November 15, 2024
アクサラの過去がとにかく辛すぎた…😭
これまでの話との温度差でスゴすぎて涙腺崩壊…
最後アイラがお母さんに抱きついて愛してるって伝えたシーンは感動した…😭#ダンダダン pic.twitter.com/9cPXEmzqxq
人間だったころのアクサラには娘がいましたが、借金取りに連れ去られてしまいその後の彼女の行方は分かりません。しかし、原作には「願わくば穏やかな再会を」とあったので、娘が亡くなってしまったと考えていいでしょう。
さらに、アイラのセリフに「2人が幸せな世界へ」とあるということは、作者的としては母娘2人とも亡くなってると解釈していることが受け取れます。連れ去られた後のことは明かされていませんが、考えられることとしては臓器売買があるでしょう。
こういうケースは現実にも起こりえて、臓器移植を待つ患者に誘拐した子供の臓器を売る悪質な業者はゼロではありません。そして、臓器を摘出する際の環境も衛生的とは言い切れず、摘出後に家族のもとに帰れたとしても感染症などで命を落とす場合があります。
アクサラの過去と借金
人間だったころのアクサラは一人娘を持つシングルマザーで、娘のことを大切に育てながら幸せに暮らしていました。しかし、彼女にはお金がなく昼はコンビニや清掃業のバイトの掛け持ちし、夜は身体を売る仕事もしなければならないほど困窮した生活でした。
借金をしながらも愛する娘のために必死に働くアクサラにとって娘と2人で過ごす時間はとても楽しく、ほかの何にも代えがたいものでもありました。しかしある日、2人が暮らす家に借金取りが押し入り、金を巻き上げられたばかりか娘も連れ去られてしまいます。
この出来事にアクサラは絶望しました。すべてを奪われて人生のどん底に陥ってしまった彼女は、ビルの上から飛び降りて自ら命を絶ったのでした。
アクサラの元ネタと由来
ちょっとこのクオリティについて語りたい。
— 亀神コウ (@Kamegami2002) November 15, 2024
アニメにしかできない親子2人幸せな日々の経過と崩落。借金取りとの悶着の細かさ。BGMと演出による転落と絶望感、娘を失ったアクサラの喪失感の強調
何より特筆すべきはこのシーン。漫画より綿密に描いている。感動だよほんとにありがとう
#ダンダダン pic.twitter.com/C1DGlU2GSN
アクサラことアクロバティックさらさらは、ネット上で語り継がれている都市伝説が元になっているとされています。特に話題になったのは、2008年9月に「2ちゃんねる」のオカルト板に投稿された目撃情報です。
この目撃談によるとアクサラは「赤い服と赤い帽子をかぶった素足の女性」で、彼女の特徴はその外見と恐ろしい行動パターンとされていました。まず、アクサラの姿は普通の人間とはかけ離れていて、長い黒髪をさらさらとなびかせて異様に大きな口から覗く歯は鋭く長身で黒目がちなのが特徴です。
また、彼女の異様な雰囲気を強調するようなアクロバティックな動きの目撃談も多く、ビルの上に突然現れて飛び降りたかと思えば地面にぶつかる直前に消えてしまうなどがあります。このような神出鬼没さや異様な身体能力が、「アクロバティックサラサラ」という通称に結びついているのでしょう。
アクサラの話は実話?
アクサラの目撃談は主に福島県で多いですが他の地域でも似た姿の目撃談があり、彼女を見たという人の中には夢に現れたり家までついて来られたりといった不気味な体験もありました。また、彼女の姿を見ただけで事故に巻き込まれたり運気が下がるという噂もあり、その目撃談は恐怖と共に語られることが多いです。
アクサラは「口裂け女」や「テケテケ」、「八尺様」などと並んでネット上で人気を集める都市伝説のキャラクターのひとりとして語られています。彼女が登場する場面や不可解な行動については明かされていない部分が多く、日本古来の怪異の要素を持ちながらどこか現代的な怖さも感じられるでしょう。
「ダンダダン」のキャラクターとしても、アクサラの存在感の強さとその背後にある恐ろしい伝説が物語の緊張感を高めています。彼女の存在は単なるフィクションの枠を超え、人々がネット上で目撃談を共有し合う怪談文化の一環として親しまれていました。
まとめ
今回は、「ダンダダン」に登場するアクロバティックさらさらについてご紹介してきました。アクサラの物語は親子の絆や愛情を強調しつつ、その裏側に潜む悲劇や未練を描いています。
娘のことを愛し本気で守ろうとしたアクサラの姿は、私たちに大切な人への感謝や愛を伝える機会を提供してくれるでしょう。「ダンダダン」が気になった方はぜひアニメや原作をチェックしてみてください。